アメリカで英語での意思の伝え方

結論を先に伝える。

日常の会話だと、普通に自分の言いたいことを割とストレートに伝えたりすると思いますが、オフィスで何か聞きたいことがあるとき、してほしいことがあるとき、どういう言い方するでしょうか?

日本語だとまず説明から入りますよね。私がアメリカで仕事していて日本人に多い話し方で気になることがあります。それは意図を話す前に詳細な説明が長すぎて何を伝えたいのか分かりにくいことです。

アメリカで学校に行かれた方は分かると思いますが、英語で文章を書く時はまずトピックセンテンスから始めます。

それは今から書くのはこの話題に関してですよ、そしてこういうことになるみたいな結論を最初に記載します。

読んでる人はその文章を見て著者はこの話題についてこう思っているのだな、どうしてそう思うのだろう?と考えます。

Topic sentenceの後で例や引用などをしてどうしてその結論になったのか説明する訳です。日本では起承転結的に文章を構成するせいか、結論は最後まで聞かないと分からないですよね。

ただアメリカ人にいきなり説明を始めても何の目的でこの話をしているのか?伝わりにくいと思います。ですので、まず結論を先に伝えます。

例えば、まず私は今こういうプロジェクトをしており問題点を抱えている。その問題点を解決するのにあなたがサポートしているシステムの対応が必要です。

ただ、問題点を詳細に説明する必要はなくざっくりした感じで伝えポイントは相手がサポートしているシステムから対応が可能かどうかなのでその点を強調することが必要です。

詳細は打ち合わせで

例えば口頭で依頼したい件を伝えた後、詳細な説明は打ち合わせで資料を見せながらしたらより良く相手に理解してもらえるでしょう。

もちろんその場で相手に時間がありそうならそのまま説明してもかまわないです。打ち合わせ中に結論が出なかったら、いつぐらいまでに返事がもらえるか必ず聞くことも忘れずにします。

まとめると、
1.始めにまず対応が必要だからサポートが欲しいのだけどと結論を言う。
2.次に打ち合わせで詳細を説明する。
3.そして、フォローアップ。

日常会話でも大体結論から話した方が分かりやすいですが、たわいのない話も多いのでそう気にすることはないかなと思います。

ただよくいるのが今皆でとあるトピックを話ししているのに、突然全く違う話を始める人、そういう人はなにか枕詞を言ってほしいですよね。出来ればそのトピックについて何か言った後、By the wayとかでつないでくれると分かりやすいです。

その後でまだ前のトピックについて言いたければ、Back to the 何何と前の話に戻したりできます。

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