プログラミング言語って流行り廃りがあるファッション業界のように今人気のある言語っがあります。もちろん昔から根強い人気のある言語もあります。
今から勉強を開始する人はまずどんなWeb開発したいのか考えて見てみるといいと思います。フロントエンドなのかバックエンドなのか、モービルAppの開発なのか、等。
私は一番得意な言語はSQLですね。主にMS SQL Serverの経験が一番長いです。Webの開発に関してはPHP とJavaScript、jQueryを多少経験したのみ、まだまだ勉強中です。
アメリカで人気のある言語を調べて、この言語を勉強しておけば、仕事はあるし、給料も悪くない的なものや今伸びているのを選んでみました。
2.Python
3.JavaScript
4.Java
5.GO
6.Kotlin
1.PHP
PHPは、Hypertext Preprocessorの略語でWeb用に開発されたオープンソースの一般的な目的で使用するスクリプト言語です。
HTMLの中に挟むことがてきるサーバサイドで実行され、データベースから取り出したデータをウエブ上に表示するのに使います。1995年に初回版がリリースされて、最新バージョンはPHP7です。
Codingdojo 2019年 7つの最も需要の高いプログラミング言語 によれば、2018年に比べてPHPのポジションが2000増加しています。WordPressもPHPを使ってますよね。Frameworkが多いのも特徴です。
Laravelなど2011年に導入され、世界で最も人気あるオープンソースPHPFrameworkとなっています。
WikipediaやFacebookはPHPで動いています。
2.Python
Pythonは、1991年にオランダ人のGuido van Rossunmさんによって開発されて、
Guidoさんは、現在DropboxでPythonエンジニアとして働いているそうです。
Pythonの良さはシンプルな文法と、豊富なライブラリです。つまり初心者が勉強しやすいということですよね。
数値解析や統計処理などに強いので、人間の知能の働きをコンピューターが行うAIや、身の回りのあらゆるものをインターネットにつなげて生活を便利にするIoT(Internet of Things)などの開発に多く使われています。
DjangoというPython Frameworkを使ったWebアプリケーションの開発も可能です。
日頃お世話になっている YouTubeやGoogle SearchそしてDropboxなどの中で Python は動いています。
なんとNASAのシステムでもPythonが使用されています。
そして、Stackoverflowの調査でPythonは、2018年度に最も愛される言語のランキングで堂々の1位でした。
stackoverflow 2018年もっとも愛される言語
3.JavaScript
オブジェクトベースのプログラミング言語で、アメリカの 技術者Brendon EichさんによってJavaの影響を受け開発されました。
Javascriptはそれだけで単体のアプリを作ったりできませんが、ブラウザー上で走らせてhtmlやCSSを変更できます。
とにかくブラウザー上ですぐに走らせられるのでコンパイルの必要がないのですぐに結果が見られますよね。
Javascriptの求人は増えている訳ではないですが、いつも安定してトップにあります。
給料もJavaやPythonと変わらず高い水準です。
そして、React.jsやAngular.jsなどFrameworkを利用するとMobileアプリケーションなど開発の幅が広がります。
javaScriptは、Ebay、Instagram、Radditなど様々な企業のソフトウェアで使用されています。
4.Java
codingdojo 2019年 7つの最も需要の高いプログラミング言語によると2019年1月は去年の1月より求人が6%も増加したらしいです。
実に62000の求人がありました。カナダのコンピュータ科学者で、かつてSun Mirosystemsに勤めていたJames Goslingさんによって24年前に開発されました。
Javaは一度書いたらどこででも実行できる(Write once, run everywhere(WORA))言語です。
それはコンパイルされたコードはどんなプラットフォームでもJVM(Java Virtual Machine)が入っていれば実行可能だからです。
Slack、Uber、lyft、Airbnbのような企業のシステム開発にJavaが使用されています。
Javaは需要が多いのでマスターすればとても強いとは思いますが、初心者が勉強するには難易度がやや高い感じです。
5.GO
Goは、Go言語やgolangとも呼ばれ、2009年にGoogleが開発したオープンソースのプログラミング言語です。
機能がシンプルで、コードの表現のばらつきが少ないので読みやすく、必要に応じてシンプルな機能を組み合わせることで高い機能性を実現し、拡張性にすぐれています。
Go言語は、JavaやRubyと違い直接機械語へコンパイルされるため、処理速度が速くメモリの使用量が少なので、パフォーマンスを求められる部分に採用できます。
そして、iOSをサポートしているため、Android、iOSどちらにも対応も可能です。
Go言語はGoogleが推している言語ということもあって、徐々に普及してきており、 シンプルなコードで覚えるのが難しくないので初心者向きのようです。
Go言語はGoogle、Adobe、Dell、Facebookやドワンゴ、メルカリなどのソフトウェア開発で使用されていて今後も増えていく可能性があります。
Stackoverflowの調査では、2018年度に最も愛される言語のランキングで3位でした。
6.Kotlin
Kotlinは、2011年にJetBrains社が開発した比較的新しいプログラミング言語です。
2017年にGoogle社がKotlinを公式のAndroid開発言語として採用したことから注目度が高まっています。
Javaとの互換性があり、Javaよりもコードや記述ルールがシンプルであり、エラーを避けやすいことから安全性が高い言語です。
Kotlinを採用するメリットは、Javaとの互換性が100%可能なため、JavaからKotlinへの移行またはJavaとの併用により、機能追加や仕様変更による開発工数を減らすことが可能です。
今後特にAndroidアプリケーションの開発として、Kotlinの需要がますます高まると言われています。
KotlinはJavaよりもシンプルなコードで書きやすく、文法もわかりやすいため、初心者にも学びやすい言語です。
ちなみにStackoverflowの調査では、2018年度に最も愛される言語のランキングで4位でした。
まとめると、
フロントエンドで開発したいのならJavascript、Python
バックエンドなら、Python, Java, PHP, Javascript、Go、Kotlin
デスクトップの開発なら、Java, Python、Go、Kotlin
Mobileの開発なら、KotLin, Java、Go等だと思います。
私が気になったのは、やはりPython、GoそしてKotlinでしょうか。どちらかと言うと勉強しやすい初心者むけのプログラミング言語ですね。