アメリカのエンジニア事情

アメリカでInformation Systemsを専攻して卒業後一部アンティークの仕事をした以外は長年IT業界にいます。

日本のネット記事を読むと、”年収が一千万以上は普通”、”専門性が高く大学で専攻するのはCSが必須”、”外注はあまりない、基本的にアメリカは内製が主流”(ソース)と書かれているのを見ますが、こちらのIT事情も様々だと思います。

1.年収は1千万以上は普通
これは都会特にシリコンバレーやニューヨーク界隈では合ってますが、もちろんそうでない人もいます。3の外注に関することですが、外注の仕事は多く契約で仕事するエンジニアは多いです。

私も従業員よりも契約の仕事している期間が長いです。その契約過程で途中にエージェンシーが2つ入ることもあり、そうするとエンジニアの給料は1千万は超えるのは難しいかと思います。

エンジニアと言っても色々な種類があるのでマネージメントや経験が多いと違ってくるかもしれません。

専門性については確かに深く求められますが大学で専攻してなくても専門学校で勉強してこの業界で働いている人ももちろんいます。ただ、従業員として昇進していくのは確かに難しいかもしれません。

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片づけの心理と魔法

何年も同じ場所で生活していると自然とモノが増えてきて部屋が雑然とした感じになっています。

毎日の生活で着たい服が見つからなかったり、手袋がなかったり、必要なものがすぐ取り出せないことが多々ありました。

雑然とした部屋にいると心も落ち着かず何かに集中するのも難しいと感じます。今私の部屋はモノは落ち着く場所へ落ち着きもの探しの時間はほぼなくなりました。

そして基本ときめくものだけに囲まれているので毎日が落ち着いてこのブログを書いたりプログラミングの勉強もできます。ここに至るまでの過程と影響をうけた本や映像を紹介します。


KonMariさんの人生がときめく片づけの魔法

モノを時めくか時めかないかで選別して時めくモノだけを残していく片づけの方法は今ではすっかり世界的に有名になって、”KonMari Method Tidying up Spark joy”というワードはNetFlixの影響もあってアメリカ人に多く知られています。

片づけのノウハウはいっぱいあるけれど片づけられるマインドを見つけ、片づけられる人になるという心理的な方法を実践したやり方はあまりなかったので最初は皆”時めき”、えっ?となっていたのに、すっかり定着した感じですね。 続きを読む

投資価値としてのアンティーク

私がアンティーク陶器特にマイセンに興味を持ったのは主人の影響です。

私より美意識が高くアメリカ市場で出回っているマイセンを蒐集していました。

マイセンは、ドイツの有名な高級磁器で、300年前、ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたのがマイセンです。

マイセンの歴史
17世紀、ヨーロッパでは中国の磁器や日本の伊万里などが盛んにもてはやされていて、純白で薄く硬く艶やかな硬質磁器はヨーロッパではまだ製作できてないからか、製法を見つけるため列国の王侯貴族、事業家たち必死でした。

中でもドイツのザクセン選帝侯アウグスト強王は錬金術師を監禁してまで磁器製造の秘法を研究させ、錬金術師ベトガーは1709年に白磁製法を解明し、1710年についにヨーロッパ初の硬質磁器窯「マイセン」が誕生します。

初期のマイセンは伊万里や中国の磁器の影響を受けたオリエンタルなものから始まり、その後ウィーンから絵付師を呼んでロココ調が主流になります。

贋作防止のため2本の剣のトレードマークが1723年から使用されていて、1865年に設立された国立マイセン磁器製作所で働く絵付け師により手書きで繊細に描かれたマイセンの磁器は厳しい品質チェックを経て世に出されます。

マイセンの投資価値
現在も国立マイセン磁器製作所で美しいマイセンは作られていますが、物価上昇もありとても高価です。

アンティークの良さは現在作られているより手に入りやすい値段であること、そして特に18世紀、19世紀に作られた作品は絵付師が芸術家と言っても良い程優れていたので絵付けが美しく現在の作品より価値があることです。

作品によってはこれを現在作ったらとんでもない値段になる為さらに希少価値が増して投資として購入しても全く問題ない筈です。

単に綺麗な食器で毎日ご飯やお茶をしたいと思ってアンティークのマイセンを購入しても損になることはなく、その価値が落ちることはないです。 続きを読む