私は特に冷え性ということはありませんが、冬場は手足が冷えてしまいがちです。
冷え性の原因として考えられるのは何でしょうか?
冷え性の原因1.痩せすぎ
痩せすぎで寒さに弱くなる理由としては、
体脂肪が少ない:脂肪がないと断熱できないわけですね。
代謝が下がる: 人間の体は体重が減ると代謝を下げるようにできています。そのぶん体内に十分な熱が作れなくなります。
筋肉が少ない: 筋肉は発熱量が大きいので、少ないほど寒さを感じやすくなる。
って3つが大きなところです。
ということで筋肉をつける筋トレがおすすめですね。
冷え性の原因2.鉄とビタミンB12不足
冷え性を起こす原因の2番めにありがちなのが鉄不足です。
鉄分は赤血球が酸素を運ぶのを助ける働きをしているので、不足すると血流が下がるし栄養も細胞に行かなくなるしで、自然と体温も下がってしまいます。
また、ビタミンB12も赤血球の生産に大事な役割を持っていて、足りないと貧血が起こりがちです。
例えばベジタリアンの方などはビタミンB12欠乏になりやすく(ソース)、意外と寒がりだったりします。
といっても、サプリで鉄を補うのは酸化が心配なので、ビタミンB12サプリも肌荒れを起こすケースがある(ソース)ので、肉や卵、葉物野菜などで補うのが良いです。
冷え性の原因3.甲状腺の異常
甲状腺は、のど仏の少し下ぐらいにある小さい器官です。T3っていうホルモンを分泌して、体の代謝を高める働きを持っております。
甲状腺の機能は極端なダイエットやストレス、鉄不足などで悪化して、常に疲労感を感じたり、血圧が低すぎてめまいを感じたりなどの症状をもたらします。
このなかには極端な冷え性も入っています。
具体的には良質な炭水化物などを取り入れてみるのが良いかと思います。
冷え性の原因4.睡眠不足
睡眠不足で体が冷えていくのは良く知られています。
20人の健康な男女を対象にした2009年の実験(ソース)でも、眠らない時間が長引くほど心拍数と体温が下がっていく現象が確認されています。
その理由はまだ明確ではないんですが、おそらく「睡眠不足で脂っこいものが食べたくなる」と似たメカニズムが働いていて、要するに睡眠不足で体が危機感をおぼえて、できるだけエネルギーを温存しようと代謝を落としていくんじゃないかてと考えられます。
冷え性の原因5.水分不足
体内の水分が体温調節に欠かせないのも有名な話(ソース)です。水分が足りないと、
- 代謝が下がる
- 皮膚への血流も下がる
といった現象が起きて体温調整が難しくなってしまいます。
普段あまり水分を摂ってなくて冷え性な人はとりあえず常温の水を飲むように心がけてみるのも良いと思います。
冷え性の原因6.血流不足
特に手足の先が冷たい人にありがちなのが血流不足です。
心疾患を抱えた人が末端冷え性に悩むケースが多いですので、心当たりの人は医者でチェックしてみてはどうでしょうか。
医者かかるほどでない場合はHIITなどの手法で心肺機能を高めるのがベストです。毛細血管も増えるので、末端の冷えも改善していくのではないかと思います。
以上冷え性の原因とその対策法のまとめでした。どれか心当たりがあれば、ひとつづつやってみるのもありだと思います。