以前アメリカ人の投資について記事を書きましたが、今ビットコインが最高値を更新しているような状況で、ビットコインのような暗号資産への投資も人気が出ています。
私も最近ですが、ビットコインなどの暗号資産へ投資を始めました。
暗号資産はデジタルゴールドなどと言われ、複数の番号やアルファベットからなるアドレス(パブリックキー)で識別されるデジタルに保管されるものです。
さらに、暗号資産(仮想通貨)の所有者であることを証明する機密データであるプライベートキーもあります。
暗号資産は、ブロックチェーンという分散されたネットワーク上でトランザクションが記録されていて不正な改ざんができにくくなっています。
暗号資産への投資は大まかに、
1.暗号資産の値上がりを期待し購入しキャピタルゲインを得る
2.暗号資産をDefiなどの分散型取引所でコインを稼ぐ
があります。
1.暗号資産の値上がりを期待し購入しキャピタルゲインを得る
これは、まず暗号資産へ投資したことのない人がまず始めることだと思います。
Coinbaseなどの取引所でアカウントを開いて、銀行口座から現金を入れ、お目当てのコインを購入するという流れです。
私はアメリカに住んでいるので、とりあえずCoinbaseでアカウントを持って、ビットコインを購入しました。
Coinbaseの難点は手数料がやや高めであることです。ですが、アカウント開設などの手続きがスムーズで簡単です。
銀行口座からTransferは無料で、実際のお金がはいるまで時間はかかるのですが、Tradeはすぐできます。
Tradeそのものは、Limit Orderができる、Coinbase Proを使用しています。
Binanceは最大手の取引所ですが、アメリカでは、Binance.comはアカウントを持てることが規制されていて、ややファンクションやコインなどの少ないBinance.usを使用することになります。
ですが、相当前にアカウント申請し、Basicのチェックは終了しているのですが、AdvancedのチェックはPendingのままで、この取引所にUSDをトランスファーしてトレードをすることはできず、まだ承認待ちのままです。
2.暗号資産をDefiなどの分散型取引所でコインを稼ぐ
Defiとは、Decentralized Finance(分散型金融)の略で、反意語は銀行などの既存の金融モデルCeFi(Centralized Finance、中央集権型金融)です。
CeFiが銀行や証券会社といった中央金融仲介業者によって取引管理されるのに対し、DeFiはブロックチェーン技術のスマートコントラクトを利用し、中央で誰かが管理するということはありません。
Defi上には、PancakeSwapやBeefy.Financeなどのような、Binanceが設計したプラットフォーム、バイナンススマートチェーン(BSC、Binance Smart Chain)上に構築されたDEX(Decentralized Exchange)分散型取引所が存在します。
そういう分散型取引所に暗号通貨を預けて高利子の配当を稼いだり、暗号通貨ペアの流動性を追加することで、暗号通貨を稼ぐことができます。
また、Defi上ではなく、BlockFiと呼ばれる、コインを預けて利子を稼いだり、預けたコインを担保に別のコインを借り入れられるサービスを行っている取引所(分散型ではありません)で稼ぐこともできます。
暗号通貨への投資の注意点
1.まず基本的なことですが、取引所にコインを送る際には同じBlockChain上から送る必要があります。イーサリアム上から、バイナンスチェーンへは直接は送れません。
2.送る際に、送付先のアドレスを間違えると、送金自体は完了しますが、送ったコインは回収不可になります。
3.リスクとして、取引所がハッキングされて預けていたコインを失う可能性もあります。
4.さらに、預けている間に価格が暴落して利子を稼いだとしても結局価値が下がってしまうリスクもあります。
5.そして、取引所にお金が集まると、APYも下がってしまうので、思うほど稼げないこともあります。
それでも暗号通貨への投資するメリットは?
1.手数料が安い
PancakeSwapやBeefy.FinanceなどのようなBSC上の取引所は、BNBを手数料として払いますが、ETHネットワーク上に構築されてUniSwapのように高いETHの手数料を払うことがありません。
特に少ない投資から始めるのなら、BSC上のDefiから始めるのが良いと思います。
2.高いAPY
銀行預金やCDなどの金利に比べると、Defiでの投資はとてもAPYが高いです。もちろん銀行預金やCDなどFDICの保証はありません。
3.将来のインフレ対策
いずれインフレでドルの価値は徐々に下がっていくことが予想されますので、暗号通貨、とくにビットコインは最も時価総額の大きい暗号通貨であり、テスラやマイクロストラテジーなどの会社が資産としてビットコインに投資しています。
ドルを保持するよりこれからますます価値が上がるであろうビットコインに投資するのはインフレ対策として良いと言えます。
4.将来性がある
ビットコインで決済可能な店舗が増え、さらにビットコイン決済のカードなど、今後も実際の買い物などに利用できる場面が増えていくと思います。
そうなればビットコインを利用する人が増え、ますます需要が膨らむ可能性があります。
需要が高まれば高まるほど、ビットコインの価格は上昇していくことになります。
以上のように、デメリットもありますが、うまく使うと暗号通貨での投資は良いと思います。
実際、私が投資したことは、
1.ビットコインを下がった時に、何度かに分けて購入しました。
一週間ほど44000ドルぐらいまで下がり続けたころに、下がり始めの早い段階から買い始めました。結局買った金額の平均は47000ドルです。
今現在、60000ドルを超えた後、57000ドルあたりで推移していますね。
2.$CAKEというコインをSwapで手に入れて、Beefy.financeでコインを稼いでいます。
$CAKEはちょっと値段が下がっているので、やや損している状態ですが、とりあえずしばらくここに置いてコインを稼ぐ予定です。
ついでに少量ですが、$BNBも入れています。$BNBは手数料として必要なので、使ってない時は増やしておくと良いですね。
追記:4月の段階で、$CAKEや$BNBが爆上げしいて、$CAKEは4倍近くになっています。
3.さらに、少量ですが、$CAKEをValue.financeにも入れています。ここでは、vBSWAP というコインがおまけでもらえます。
追記:ここから$CAKEは引き上げてBeefyに移し、今はBTCB(バイナンス上のビットコイン)を入れています。
4.最後に、Blockfiに購入したビットコインを入れて、年利6%(今のところ)をかせいでいます。利子は毎日計算されて、月一度コインで支払われます。