新型コロナのワクチンを反対する人ってどんな人なの?

「新型コロナのワクチンは危ない」「ワクチンは日本人を治験してないからいやだ!」みたいな意見は、ネットなどでよく見かけます。

シンプルに副反応を嫌がるケースから、「マイクロチップが!」みたいな陰謀論を恐れるケースまで、ワクチンを怖がる理由は色々なようです。

これはどういう現象なのかなと思う人も少なくないでしょう。

新型コロナに関する反ワクチンは新しい現象なので、ちゃんとした研究があるわけではありませんが、クイーンズランド大学などの2018年の研究(ソース)は、「反ワクチン運動をする人はどんな人なのか?」という問題を調べていて参考になります。

チームの問題意識については、以下のように述べています。

” ここ数十年の間に予防接種の反対運動が強まったことで、一部の伝染病の発生率がかつてないほど上昇している。

しかし、多くの介入プログラムは、ワクチン接種に懐疑的な人々には証拠にアクセスしたり理解したりする能力がないという前提で組み立てられている。”

反ワクチンというと、「正しい知識さえ伝えれば大丈夫じゃないの?」と思いがちなのですが、実際にはそういうやり方は効果が低くて当てにならないとのことです。

この指摘は、反ワクチンな人と話をした経験があれば、飲み込みやすいところじゃないでしょうか。

アメリカ大統領選挙の不正についての話でもどこそこで不正はないってはっきり言ってるよと言っても全く信じてもらえないのと似ていますね。

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