行動や言動に一貫性がある人は、「この人は次はこう言うだろうな」と予測しやすいので、そのぶんだけ相手への負担が少なくなり、結果として好感を抱かれやすいという傾向があります (ソース)。
そして2021年に出た実験(ソース)もまた、「予測可能性が高い人は良い人間だと思われやすい!」という結論になっていたので紹介します。
実験の内容は、
- 1988人の米国人と81人のパプア先住民に協力を頼む
- トロッコ問題(大勢の人を助けるために1人を殺すべきか?を考えさせる問題)や、それに似た問題をみんなに出す
- このとき、「大勢のために1人の人間を犠牲にすることを決めた人」と「決断できず行動できなかった人」の話を呼んでもらい、みんなに「どっちが道徳的だと思います?」と尋ねる
みたいになってます。
かの有名なトロッコ問題について、「功利主義的な人」(大勢を助けるには1人を犠牲にする)と「脱責務的な人」(そんなの決められません)を比べて、どんな印象を持つかを尋ねたわけです。