詐欺の被害にあうのはどんな人なのでしょうか?

様々な詐欺が世の中に横行していますが、「詐欺にあいやすい人の特徴をは?」という研究(ソース)が出て参考になるかと思います。

これは、過去の詐欺研究から「どんな人がひっかかりやすいのか?」というポイントを抽出してくれたもので、果たして自分が当てはまるかどうかをチェックしながら読み進めてみるといい感じです。

では、詐欺に遭いやす人の特徴を、まとめてみると、

  • 年齢については、高齢者ほど詐欺被害が多いというデータもあるが、実際の被害率は中高年層が最も高い。

    ただし、年齢については調査によって結果がまちまちであり、これは詐欺師がさまざまなグループをターゲットにしているからだと思われる。

    たとえば、ある調査では「女性が懸賞詐欺の被害に遭いやすいのに対し、男性は外国の宝くじ詐欺の被害に遭いやすい」との報告がある。

    また別の調査では、「高齢者は投資詐欺の餌食になりやすく、若年者は在宅ワークやビジネスチャンス詐欺の被害が多い」と報告されている。

自分の印象を良くするには、会話中の返事は早めが良い?!

人はだいたい数秒で他人への印象を形成し、その判断はおおむね正しいって報告はよくあります。

ジェームズ・クック大学のデミング・ワン教授らによる2022年の研究(ソース)も「他人の性格を見抜く方法」に関係する話で、参考になるかと思います。

結論としては、

多くの人は「返事のスピード」で、その人の内向性を判断している!

となっていて、研究チームによれば、

”人は本を表紙で判断する傾向があり、他者を判断する際に、外見、ボディランゲージ、声の抑揚、表情といいた表面的な手がかりに頼る傾向がある。”

つまり、実際の話の内容よりも、こちらの質問に対してどれぐらいのスピードで返事をするかで性格を判断している人はとても多いのではないかということです。

というのも過去の研究では「内向的な人は自分なりの答えを出すのに時間がかかるため応答スピードが遅くなりがち」という傾向が報告されています。

それで私たちは「応答スピード」を内向性の指標にしているのかもしれません。

応答スピードによる印象の違いは、

  • 応答反応が早い=誠実で自信があり、友好的で”良い人 “に思われやすい。

  • 応答反応が遅い=会話にためらいがあり、神経質で受動的に思われやすい。

みたいになります。

会話の応答が遅いと、相手にあまり興味がないような印象を与え、それが「この人は内向的だ!」って判断につながるようです。

本人は熟考してるだけなのですが、人によっては傲慢な印象を持ったり、人によっては気難しい人間だと思ったりされがちのようです。

ということで、研究チームは、14パターンのオンライン実験をやっていて、参加者に架空のシナリオを提示して、その主人公をどんな性格だと思うかを調べました。

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健康的な食事ってどれ位コストかかるの?!

健康な食事はお金がかかるというのは、よく言われることです。

新鮮な野菜やフルーツや、オーガニックなものを増やすと、炭水化物中心の暮らしにくらべてどうしても食費が上がってしまいます。

では、具体的に健康的な食事をすると、どれぐらいコストがかさむのか?という点を調べたデータ(ソース)があるので、海外のデータですが参考になるかと思います。

これはオーストラリアで行われた調査で、内容は、

  1. コールズとウールワースという大手スーパーに行き、そこで売られている食品の価格を調べる
  2. そこから、1週間あたりの食費を計算する
  3. 地中海食、パレオダイエット、低糖質食、政府が推奨する健康食などを実践した場合、どれぐらいのコストになるのかを計算する

となっています。

一般的なスーパーでかかる 食品の価格と、 健康的な食事に必要な総コストを比べたわけですね。

で、結果はと言うと、

  • 健康食をすると、だいたい週に9500円ぐらい出費が増える!
  • 具体的には、ケトジェニック(超低糖質)が 1番出費がかさみ、次がパレオダイエット、プチ断食、地中海食、政府がすすめる健康食といった順番だった

だそうです。

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不眠は認知行動療法で10年間で改善するのか?!

認知行動療法は、

ものの見方を変えてストレスを減らしていく治療法のことです。

例えば、

仕事で失敗すると、「私はダメな人間だ」といった考え方が自動的に浮かんで気持ちが落ち込む時、

そこで「『私はダメな人間だ』という思考が浮かんだ」と考えて自分を客観視し、「誰でも失敗はある」という現実的な考え方に切り替えるといった手順で進んでいく、シンプルな手法です。

で、認知行動療法が不眠に効くのがなぜかと言えば、ざっくり「眠れないのは考え方の歪み」が原因であるケースがよくあるからです。

「ここのところずっと眠れてないから今日も眠れないだろうな」とか「いつも体は疲れてるのに眠れないんだよな」とか、そういった思い込みに取りつかれてしまい、そのせいでいよいよ眠れなくなってしまうようなパターンです。

2022年に出た研究(ソース)も「認知行動療法が不眠にどこまで効くのか?」という点を掘り下げていて参考になると思います。

これは、2012年に発表された6週間のRCTにもとづく縦断的研究で、不眠症と診断された133人(平均年齢48歳)を集めて、

  1. 認知行動療法を不眠症に使う方法が書かれた本を渡して、6週間ほどトレーニングする
  2. 認知行動療法を不眠症に使う方法が書かれた本を渡し、さらにガイド付きセラピストのサポートをつけて、6週間ほどトレーニングする

って2つのグループに分けました。

ちなみに、米国精神医学会の定義によると、不眠症は「少なくとも3ヶ月間、週に3晩以上、睡眠を開始または維持できず、その結果、日中の機能不全に陥る状態」だそうです。

また、なんの治療もしないと不眠症は持続しやすいことも分かっていて、1年から10年ほど患者さんを追跡したコホート研究では、31~74%の症例で不眠症が長期にわたって残存するそうです。

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