IQが高い人は体が老けにくい!

ここ十数年ほど、「自分は若いと思えれば本当に体も若い!」ってデータが多く出ています。

具体的には、実年齢より若いと思ってる人は発病率が低かったり(ソース)とか脳が衰えてない(ソース)とか寿命が伸びたりとか、さらに、うつ病にかかりにくいとか(ソース)、糖尿や高血圧リスクも低い(ソース)などという話もあります。

とにかく主観的な若さの感覚はとても重要です。

こういった現象が起きる理由としては、

  1. もともと体調が悪い人ほど「自分は年を取った」とか思いがち
  2. 「自分は年を取った」と思う人は運動をしなくなり、ストレスにも弱くなる

という2方向の原因が考えられています。

つまり、いったん自分が老けたと思うと、それが体調悪化の引き金になり、その体調悪化がまた「自分は老けた」って気分をもたらしという悪循環につながっていくわけです。

まさに負のスパイラルです!

さらに、2018年に出た論文(ソース)では、「主観的な若さにはIQも関係する」という結論になっています。

これはモンペリエ大学の研究で、ウィスコンシン縦断研究という有名な健康調査を使っています。

長年にわたり、4494人の男女を追跡したデータで、だいたい1937〜1940年に生まれた人が対象です。

まずは1957年の時点で全員のIQを調べて、さらにみんなに「自分を主観で何歳ぐらいだと思う?」と質問しています。

さらに、同じ調査を50年後に行って、どんな傾向が出るかを調べたわけです。

で、結果は、

  • 70歳になった時点で、全体の17%が「実年齢より若い気がする」と回答した
  • 10代後半から20代前半の時点でIQが高かった人ほど、70歳になって「自分は若い」と答える傾向があった

だったそうです。

要は若いころに頭が良かった人は歳を取っても若く感じる傾向があり、したがって健康で気分良く暮らせる確率も高いということです。

さらに、研究チームは「性格(ビッグファイブ)と主観的な若さ」の相関も見ていて、こんな結果が出ています。

性格が最も正確に分かる10の質問

IQの高さともっとも関係してるのは開放性!

つまり、好奇心がある人ほどIQが高く、そのおかげで歳を取っても主観年齢が若いってことです。

これは、

  1. 頭がいい人は情報を処理するのが得意
  2. 複雑な情報を簡単にとらえられるので、世界に関して興味がわきやすい
  3. 世界に興味がわくと、より生き生きした暮らしを送りやすくなる
  4. 主観的に若く感じる!

という感じです。

やはり好奇心を持っていろいろチャレンジしてる人のほうが、いかにも若そうですからね。

過去には「IQが高い人は生物学的に若い傾向がある(テロメアが長い)」などというデータも出てますし、どうも頭の良さはアンチエイジングにも必要みたいです。

と言うと、「IQは生まれつきの要素が大きいのでは」といった気分になってしまうかもですが、

自分は「頭がいい」と思うだけでIQは10ポイントあがる(ソース

クリティカルシンキングでIQを補えるんじゃない?(ソース

という話もあるので、それなりに対処が可能だと思います。

一生若くいられる「都市型原人」とは?

「一生若くいられる「都市型原人」という生き方」 という本は、 「原始人のような暮らしをすれば老けない!」と主張する内容となっています。


著者である横浜クリニック院長の青木晃氏の主張は、「便利は人をダメにする!」ということです。

” 確かなのは、私たちの心身がこの便利さに対応できていないということです。

自分たちが作り出した便利な世の中に、自分たちがついていけずに、さまざまな病気や老化を生んでいるのです。”

これは、もちろん現代文明を否定していることではなくて、 あくまで「人間の心身は原始時代にできあがっているので、いまの技術には適応するのが難しい」ということを意味しています。

いまのグッズも使いつつちょっとした不便を生活に取り入れるのが主な目的です。

実際、青木医師は、この暮らしを始めたあと、体重が30キロも減り、52歳時には30代の体内年齢を維持しているそうです。

都市型原人生活」のポイントは、以下の4つです。

1.「重力を感じる」

特別なエクササイズをするのではなく、日常生活で少しずつ運動量を増やすのが原人生活のコツです。具体的には、

  • 多少の距離は車に乗らずに歩く
  • 階段を上り降りする
  • 生活を和式に近づける
  • テーマパークで遊ぶときも歩くチャンスと考える
  • 歩数計を身につける
  • 遊び感覚で歩く工夫をする
  • あえてリモコンを使わない日を作る
  • 雑用は歩数をかせぐチャンスと考える

青木医師も、休まず毎日1万歩を歩いているとのことです。

ちなみに、それでも歩くのが難しいときは、

  • 片足立ちを5分間だけ続ける
  • 椅子に座っているときは両足を浮かせる

の2つをやるだけでも違うそうです。

2.「地球時間で生きる」

人間の体は地球の時間に対応して進化したので、あまりにもランダムな生活をしていると、交感神経の働きが下がって「モナリザ現象」(交感神経が弱って肥満になる状態)を引き起こしやすくなるとのことです。

対処法としては、

  • 朝5〜6時、遅くとも7時に起きる
  • 朝起きたら窓を開けて日光を浴びる
  • 飽きて1〜2時間以内に朝食をとる
  • 日中は活動的に過ごす
  • 15分間、昼寝をする
  • 寝る3時間前までに夕食をすませる
  • 20〜21時以降はリラックスして過ごす
  • 寝る1時間前からはパソコンやテレビの画面を見ない
  • 22〜23時には就寝する
  • 睡眠中は部屋を真っ暗にする

といった暮らし方がすすめられています。私は、寝る前のスマホがやめられないのがつらいところです。

3.「五感を取り戻す」

現代はエアコンのおかげで暮らしやすくなっていますが、一方では自律神経が狂ってさまざまな病気の原因になります。

青木医師も、カンボジアで不便な暮らしをしたときは、一気に体調が良くなったとのことです。

私たちが対処するためには、

  • 1日に最低1回、汗をかいたり鳥肌を立てたりする
  • 自分の好きなことで5感を刺激する(料理とかワインとか)
  • できるだけ自然の中で楽しむ(キャンプとか果物狩りとか)
  • 植物の香りをかいでみる
  • 加工食品の成分表示をチェックし、体に毒な物質を避ける
  • 免疫力が落ちるので、多少の不調では薬を使わない

といったことを意識するのがおすすめです。

4.「原人感覚で食べる」

青木医師がおすすめする食事法はおだやかなので、普通に続けられそうな感じです。

  • 加工食品をひかえる
  • 素材の原型がわかるものをとる
  • 新鮮な野菜、果物を多めにとる
  • 主食、タンパク源、野菜その他をバランスよくとる
  • 食べる量は腹6〜8分目にする
  • 1口につき20回噛む
  • 糖質(主食)を従来の3分の2から半分程度にする
  • 旬の食べ物をとる
  • 月1〜2回の週末プチ断食をする

以上「一生若くいられる『都市型原人』という生き方」簡単な紹介をしました。
極端な主張はせず、ちょっとの不便を意識して文明病を治していこう!という現実的な処方箋になっていて、ちょっとづつでも取り入れていきたいところです。

緑茶とHIITがアンチエイジングの最強である!

HIITはハードな運動と休憩を交互に行うトレーニング法のことで、「脂肪が燃える」というダイエット効果がとても高い運動法です。

食欲抑制からアンチエイジングまでHIITは素晴らしい

緑茶にふくまれるカテキンには脂肪の吸収をブロックする作用があり、12週間で体脂肪が8%減少(ソース)とかEGCG(カテキンの一種)で代謝が向上(ソース)などのデータがあります。

それならば、「HIITと緑茶を組み合わせたら凄いのでは?」という発想の実験(ソース)があって、おもしろい結果が出ています。

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アンチエイジングの敵、細胞老化を食い止めるには?

アンチエイジングで重要なポイントが「細胞老化」です。細胞老化は細胞がダメージを受けて行くことで、いったんこうなると、

  • 細胞分裂ができなくなる
  • 内臓のサポートもできなくなる
  • さらにSASPという有害な物質を吐き出す

などと悪影響が一杯でアンチエイジングの敵と言えます。とくに最後のSASP(細胞老化随伴分泌現象)が問題で、

  • 体内の炎症を増やす
  • 組織の修復ができなくなる
  • 免疫系にダメージを与える
  • がんの発症率が増える

といった体に悪影響を与える現象と結びついています。

通常は老化した細胞は免疫システムが処理してくれますが、年齢とともに体の防御システムが衰えてくると、どんどん溜まっていってしまいます。

年を取ると病気になりやすいのもこういうことが原因なのですね。

2010年ごろから「SASPをどう対策したらいいのか?」ということを調べた研究が始まって、マウス実験を中心にリサーチが進んでいる段階です。

人間の老化細胞をとり除ければ、さらに健康でいられるのではないかと思われるわけです。

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