アボカドが食べすぎを防いでくれる!

2013年Nutrition Journalに掲載された研究( ソース )によると、食べたという満足度を上げて間食を防いでくれることが確認されています。

この実験は健康な肥満体型の26人の男女が対象で、アボガドを含むランチを食べて食べる前と食べた後の血糖値やインシュリンの値を比較しました。

食後の満足度ともっと食べたい衝動を数値化して、アボガドを含まないランチを食べた参加者と比較したところ、

満足度はアボガドを食べてないケースに比べて23%から26%増加し、もっと食べたい衝動は28%から40%減少したそうです。

インシュリン値はアボガドを食べてないケースが高くでていました。

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聴覚は脳の働きに重要!

脳の働きが下がりにくい人はどう違うのでしょうか?

これは2000人の男女を対象としたマンチェスター大学の研究で、1996年〜2014年にかけて2年ごとに全員の記憶力をチェックして、認知機能にどんな変化が出たかを調査したものです(ランダムに選ばれた10個の単語をどこまで覚えられるか?など記憶力をチェックしています)。

そして、脳の働きが下がりにくい人は何が違うのか?というのを調べたところ、

耳がよく聞こえる人ほど認知機能が下がりにくい

ということが分かりました。

耳がいい人ほど脳の機能がよく、さらには耳が悪い人が聴覚の治療を受けた後に、頭の働きが改善したそうです。

先日臭覚が体型に関係するという記事を書きましたが、聴覚も、またアンチエイジングという点で重要なのですね。

臭覚は体型を保つのに重要な役割を持つ

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はちみつは抗酸化作用がすごい

はちみつは砂糖よりずっと健康的でパンケーキにもシロップではなくはちみつの方がいいのでないかというイメージがあります。

では、はちみつはどんな風に健康的なのでしょうか?

はちみつの栄養価

はちみつは、

カロリーは小さじ一杯で64kcal、
そのうち糖質は17g、
脂肪とタンパク質はゼロ、
食物繊維もほぼゼロ、
ビタミンとミネラルをほんの少し含む(1日の必要量の1%以下)

という感じです(ソース)。

カロリーの大半が糖質(果糖とブドウ糖)なので、栄養的にはほぼない感じでしょうか。

はちみつの抗酸化作用はすごい

はちみつにとってかなり有利な材料なのが、アンチエイジングで重要な「抗酸化物質」の存在です。

ご存じのように抗酸化はアンチエイジングの大事なポイントです。

2002年にイリノイ大学が出したレビュー論文(ソース)によれば、

 ” はちみつの抗酸化性能は、フェノール類、ペプチド、有機酸、酵素といった複数の成分が合わさって成り立っている”

 ということで、とにかくはちみつには抗酸化に効く成分がいろいろ入っているということですね。

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ノルウェイ式HIITで体の細胞レベルで若返る!

HIITは、高強度インターバルトレーニングで、「全力で運動する」と「少しの休憩」を交互に数分間(数十秒)繰り返す方法です。

HIITには色々な方式があって、タバタ式や、マクマスター式などがあり、 それぞれに高い効果が確認されています。

ノルウェイ式 HIITとは?

研究の対象となったのは、「ノルウェイ式」と呼ばれるHIITです。名前のとおりノルウェイで多く研究されている方式です。

方法は、

  • 5分のウォームアップ
  • 4分だけ全力で運動(最大酸素摂取量の85〜95%)
  • 3分だけ軽い運動
  • 4分だけ全力で運動
  • 3分だけ軽い運動
  • 4分だけ全力で運動
  • 3分だけ軽い運動
  • 4分だけ全力で運動
  • 5分のクールダウン

という感じです。

ほかのHIITにくらべて、1回の全力運動と軽い運動が長いのが特徴です。最大酸素摂取量の90%ぐらいで4分間運動するのは、辛そうです。

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