慢性ストレスは老化の原因になる

コルチゾールは、強いストレスを受けたときに作られるホルモンで、朝起床時にも分泌されます。これが分泌されると、体に次のような変化が起きます。

  1. ストレスを受ける
  2. 副腎がコルチゾールを作り出す
  3. 血糖値があがる
  4. インスリンの分泌量がさがる
  5. アドレナリンが心臓のスピードをあげる
  6. コルチゾールが血管を収縮させる
  7. 全身が緊張してテンションがあがる

つまり、コルチゾールは、ストレスや外敵に備えて闘争心をあげる働きを持ってるわけです。朝の目覚めとともに分泌されるのもその日のストレスなどに備えるためです。

コルチゾールで老化と肥満が激しく進む

これは、短時間なら覚醒作用もある素晴らしい機能なのですが、現代のようにペースが速い暮らしが普通だと、副腎がつねにコルチゾールを出すようなってしまうと、さまざまな問題の原因になってしまいます。具体的には、

  1. 高血糖と糖尿病:コルチゾールには血糖値を上げる作用があるので、慢性的に分泌されていると、高血糖の状態が続くことになり、やがて糖尿病を引き起こすことになります。
  2. 体重の増加と肥満:
    コルチゾールには中性脂肪を分解する働きがあって、内臓脂肪を増やしてしまいます。

    また、コルチゾールでインスリンが減った結果、空腹感が激しくあがり、食べ過ぎにつながる可能性も大きくなります(インスリンには空腹を抑制する作用がある)。

  3. アレルギーの悪化とガンの発生:コルチゾールはストレスをしずめるためのホルモンなので、体の炎症をやわらげる作用があります。これは良いのですが、同時に免疫系も抑えてしまうので、アレルギーの悪化やガンの発生につながってしまいます。そんなわけで、 体内の炎症(体に異変が起きたときに、免疫が自分を守ろうとする働き)は可能なかぎり防ぎたいところです。
  4. 心臓病:コルチゾールには血管を収縮する作用があるので、長く続くと高血圧になり、血管にダメージをあたえてしまいます。
  5. 老化:コルチゾールが多い状態が続くと、脳からサブスタンスPという神経ペプチドが出て、このせいで全身の細胞に激しい炎症を起こしてしまいます。

    さらにそれが肌や臓器の老化につながっていくわけです。

コルチゾールが増える原因と対策は?

アンチエイジングをめざすなら、長期間のコルチゾールの増加は絶対に防ぐ必要があります。

コルチゾールが増える原因としては、慢性的なストレスのほかにも次のようなものもあるので、注意が必要です。

トランス脂肪酸
オメガ6脂肪酸
カフェインのとりすぎ
アルコールの飲み過ぎ
砂糖のとりすぎ
食物繊維の不足
運動不足
睡眠不足

具体的なストレス対策としては、

ストレス解消に一番いいのは、やはりエクササイズです。
エクササイズは、筋トレ、有酸素運動、ヨガなど色々ありますが、それぞれメリットがあります。

ストレス解消に一番いいのは?

科学的に認められたヨガの効果とは?

また、ペットを飼うことでストレスホルモンを下げてくれる効果があります。

ペットがもたらすメリットは

ストレスが多いと免疫力が落ちる

ストレスの多い生活をしていると病気になりやすいと言われてますが、科学的根拠はあります。

カーネギーメロン大学の2012年の論文(ソース)で、ストレスと免疫力の関係を調べた研究です。

被験者は276人の男女で、まずは全員の生活環境を調べて、各自のストレスレベルを記録します。続いて、鼻からウイルスを送り込んで、わざと風邪にかかってもらいます。すると、日ごろのストレスが多い被験者は、風邪にかかる確率が2倍に上がったそうです。

コルチゾールの影響で免疫力が下がる!

こういう現象が起きるのは、ストレスホルモンとして有名な「コルチゾール」が原因です。

コルチゾールは、強いストレスを受けたときに作られるホルモンです。これが分泌されると、

  1. ストレスを受ける
  2. 副腎がコルチゾールを作り出す
  3. 血糖値があがる
  4. インスリンの分泌量がさがる
  5. アドレナリンが心臓のスピードをあげる
  6. コルチゾールが血管をせばめる
  7. 全身が緊張してテンションがあがる

つまり、コルチゾールは、ストレスや外敵に備えて闘争心をあげる働きを持ってるわけです。 続きを読む