以前のデータで、 マニトバ大学から「荒らしは単に楽しみたいだけ」という論文がありましたが、
2021年に出たデータ(ソース)も「荒らしする人はどんな人なのか?」という点を調べていて興味深いです。
この文献について、アダム・グラント教授が以下のような要約ツイートをしています。
” インターネットが人々を荒らしに変えているわけではない。たんにインターネットが荒らしを目立たせているだけ。
8000人以上の被験者を対象にした、8つの研究による結論。もしあなたがオンラインで嫌な奴なら、おそらくあなたは人の前でも嫌な奴だ。
荒らしは注目を集めるために攻撃性を選ぶ。エサを与えるよりも無視したほうがいいだろう。”
これはオーフス大学などの研究チームによる調査で、8434人を対象に8種類の調査と実験を行ったものです。
参加者にネットで攻撃的な行動をしたかどうか以下のような質問をしています。
1.過去30日間に、政治的な内容やコメントをオンラインで投稿ししたが、サイトのガイドラインに違反して警告を受けたり、削除されたり、後になって後悔したり、周囲から攻撃的だと受け取られたことがありますか?
2.過去30日間に、オンラインのテキストベースの政治討論で、政敵をからかったり、他人が傷つくようなコメントを投稿したり、他人をいじめたことがありますか?
3.過去30日間に、オフラインで行った政治の討論で同様の発言をしましたか?