腸で作られたセロトニンは幸福感に影響する?!

腸内細菌がセロトニンを作ってそれが脳に作用し、私たちの幸福感をもたらしてくれるという説があります。

腸で作られた神経伝達物質は幸福感に影響する?!

2015年の研究ではセロトニンの90%は腸で作られるという結果があります(ソース)。

それで、人間の幸福に大事なホルモンであるセロトニンを作ってくれる腸をいたわると幸福になれるという話です。

腸内細菌がセロトニンのような神経伝達物質を作ってくれて、これが脳に作用するのではないかということですね。

ですが、反対に、腸内でセロトニンが作られるのは間違いないが、腸のセロトニンは脳の血液脳関門を通らないので、腸内セロトニンと幸福は関係が無いという考え方もあります。

第一のポイントとして、腸で作られたセロトニンが脳に届かないって話は正しいようです

脳には異物を通さないバリアがあって、関所でブロックされてしまうからです。

ですが、実はそんな単純な話ではなく、腸内環境の悪化とメンタルが連動してるというデータは多くあるので(ソース1ソース2)、2010年代に入ってから「やはり腸内のセロトニンって脳に影響しているのでは?」という研究が進んできました。

続きを読む

12週間でメンタルを改善する食事法とは?

食事とメンタルが関係しているのは有名な話です。

アミノ酸は、やる気や幸福感のもとになるセロトニンノルアドレナリンの材料なので不足するとうつになりやすいし、普通に考えても、ジャンクフードばっか食べてるよりは野菜たっぷりなほうが精神は安定しそうなイメージです。

ほとんどのリサーチは観察結果が中心で、例えば「地中海式ダイエットをしている人はメンタルも健やかだ」とかとか推測してた感じです。

2017年に出た論文(ソース)では、「食事だけでメンタルは改善するの?」という問題をしっかり調べてくれています。

食事だけでメンタルはどれぐらい改善するのか?

実験の参加者は67人の男女で、うつ病の診断を受けた患者さんのみです。

みんなセラピーや抗うつ剤の治療を受けています。

実験期間は12週間で、全員を2つのグループにわけました。

  • メンタル改善用の食事
  • 特に食事は改善しない

運動や瞑想などの指示はあたえず、あくまで食事だけを変えたらどうなるかだけをチェックしたわけです。

続きを読む

筋トレで幸せ体質になる。

筋トレに限らず運動にはストレス解消をし、ポジティブにさせてくれる効果がありますよね。

ハーバード大学のジョンレイティ博士の研究によると、定期的な運動を行うことによって、脳や体にメンタルを安定させる物質、セロトニンが出るとされています。

例えば、1日に30分から60分ぐらいの早歩き程度の軽い運動を週に3回から5回程度行うと、メンタルが改善します。

私達のやる気を上げたり幸福感を高めてくれる神経伝達物質エンドルフィンが運動により生成されて、ストレス解消に役に立つということです。

エンドルフィンは、脳内で機能する神経伝達物質の1つで、内在性の鎮痛薬であり多幸感をもたらします。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、必須アミノ酸の1つのトリプトファンから体内で合成される神経伝達物質です。 続きを読む