プロバイオティクスとビタミンDで脳機能が改善する!

腸と脳はつながっている(腸内細菌がセロトニンのような神経伝達物質を作ってくれて、これが脳に作用する)という事を以前記事にしました。

腸の健康が認知機能に影響するのではないかということで、「プロバイオティクスが高齢者の脳機能の改善に役立つか?」ということを調べた論文(ソース)が出ています。

腸で作られたセロトニンは幸福感に影響する?!

プロバイオティクスで脳機能が改善

これは12週間のRCT(ランダム化比較試験)で、65歳以上の男女63人を集めて、

  1. ビフィズス菌系プロバイオティクスを飲む
  2. プラシーボ(偽物を飲む)

のいずれかを指示しました。

そのうえで、みんなの腸内フローラ、BDNF(神経の細胞の成長を促進するタンパク質)、脳機能(様々な認知テストや感情テスト)を行ったところ、

プロバイオティクスを飲んだグループは、腸内フローラの改善だけでなく、BDNFのレベルと認知機能が有意に改善した!

という結果でした。

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ビタミンDの摂取でメンタルが37%も改善!

ビタミンDにはがんと診断された人の早期死亡率を低くしたり、免疫機能を正常に保つ重要な役割があることは知られています。

ビタミンDはがんに効果があるのか?

ビタミンDが不足するとコロナ感染リスクがあがる

2015年に出た論文(ソース)では、「ビタミンDの大量摂取でメンタルがとても改善し、アンチエイジング効果も高い」という結論が出ています。

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ビタミンDはがんに効果があるのか?

ビタミンDはホルモンの一種で、細胞に増殖するよう命令したり、免疫システムを正常に保ったり、メンタルと脳の働きに必須な栄養素です。

ビタミンDが不足するとコロナ感染リスクがあがる

今回は「ビタミンDは癌に効果があるのか?」がテーマです。

2015年の観察研究(ソース)でもビタミンDが癌リスクに影響を与えるのではないかという傾向が確認されています。

2019年の論文(ソース)は、その最新版で、特に大腸癌と乳癌への影響が大きいようです。

この研究は過去のビタミンD研究から信頼度が高めな10件のRCT(ランダム化比較試験)をまとめたメタ分析になっていて、科学的な証拠としてのレベルは高く、ビタミンDが癌に効くのか問題については、良いデータと言えます。

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ビタミンDが不足するとコロナ感染リスクがあがる!

ビタミンDはホルモンの一種で、とても大事なわりに無視されがちな栄養素のひとつです。

具体的な働きとしては、

  • 細胞に増殖するよう命令を出す:細胞の入れ替えに使うので、美肌をキープするためにも欠かせません。
  • 免疫システムを正常に保つ:ビタミンDが足りないと風邪は引くし、アレルギーも悪化することになります。
  • メンタルと脳の働きに必須:記憶力や意思力アップなどにも欠かせず、ビタミンD不足はうつ病やアルツハイマーと関連しています。

などがあります。

以前書いた記事では脳の働きの大きな影響があることを伝えています。

不足すると脳の働きが悪くなるサプリって?

人間がまともに動くために欠かせない機能を持ってるわけで、美容やアンチエイジングにも必須です。

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