炎症は万病のもと
炎症は、体に異変が起きたときに、免疫が自分を守ろうとする働きのことです。
火傷をしたところ腫れ上がったり、切り傷が赤くなったりするのは、体が治療のために戦っている証拠で、普通だとありがたい現象です。
ただし、火傷や切り傷のような短時間の炎症ならいいのですが、これが長期にわたる慢性的な炎症になると話が変わってきます。
その代表的な例が内臓脂肪で、小腸に脂肪がたまると、体は懸命になって免疫細胞を動かしはじめまして、これが全身に炎症を引き起こしてしまいます。
つまり、内臓脂肪はつねに山火事のような状態になってしまうのです。
この状態が長く続くと、
- 心臓病
- うつ病
- 肥満
- アレルギー
- 糖尿病
などを引き起こしてしまいます。
炎症は脳の細胞にも起きるので、体調だけでなくメンタルまで悪化してしまうのが恐ろしいところで、まさに炎症は万病のもとと言えます。