夜になると肌が痒くなって眠れない!

夜になると肌が痒くなる問題

「夜になると体が痒くなる!」 というのはよく聞く話ですが、

この現象は「夜間掻痒症(Nocturnal Pruritus)」と言われていて、昔から研究が進んでいます。

今日は、テンプル大学とウェイクフォレスト大学のレビュー(ソース1,ソース2)をベースに、まとめてみました。

夜になると肌が痒くなるいくつかの原因

「痒み」は複雑な現象で、明確な原因を特定するのはなかなか難しいと言われてます。

アレルギーが原因のケースもあれば、肝臓のダメージで引き起こされたり、たんに寝床にダニがいただけだったりなどとにかく色々あります。

そのほかの原因も並べてみると、

体内時計の変化
  • 夜になって肌の血流があがった
  • 夜になって肌の温度があがった
  • 炎症性サイトカインの分泌が増えた
  • 副腎皮質ホルモンが減って体内の炎症が増えた
  • 夜間の汗で肌の水分量が減った
その他の要因
  • 寝室のほこりなどに免疫が反応している
  • 乾燥肌
  • ストレス
  • 甲状腺の異常
  • 鉄分不足による貧血症
  • 不安症やうつによるもの
女性に特有の変化
  • 女性ホルモン(エストロゲン)の量が変化して肌が乾燥した

といった感じです。

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夜にパソコンやスマホを使うと太りやすい!

2013年に出た論文(ソース)によれば、「夜にパソコンやスマホを使うと太る!」という結果がでています。

これは、11〜18才の若者632人を対象にした研究で、夜にパソコンやスマホを使う頻度が高い人ほど体重が重い傾向が高かったそうです。

これは単なる統計データなので、明確な原因は分かりませんが、研究者はバックライトから出るブルーライト(睡眠の質を下げる原因の一つ)が睡眠ホルモンの分泌を減らし、その結果、脳に異常が起きて食欲が異常に増えてしまう仕組み(不規則な睡眠が体重増加につながる)と予想しています。

” もし、この仮設が正しいならば、睡眠を正常にもどせば肥満も上手く改善できるかもしれない。”

とのことです。

控えめな表現ですが、パソコンやスマホのブルーライトが睡眠に良くないというデータ(ソース1,ソース2) や、 睡眠不足で肥満が加速するって研究(ソース1,ソース2,ソース3)も多いので、かなり仮説としての信頼性は高そうです。

具体的には、睡眠不足でレプチン(食欲を減らすホルモン)が減り、逆に食欲を増すグレリンの量が増えてしまい、妙に夜中にジャンクフードが食べたくなったりするって感じでしょう。

以上のことから、できるだけ夜にはパソコンやスマホを使わないほうが良いようです。

どうしてもパソコンやスマホを使いたいときは、最低でも顔から36センチは離したらよいようです(メイヨークリニックの調査(ソース))。

私も夜iPadを見ながらソファでごろごろしたりするので、気を付けなければと思いました。