「宿便は万病のもと」という主張はまだ存在するのでしょうか?
腸の壁にこびりついた便が毒素を放って、体に悪影響をおよぼすのではと言う考えです。
ですが、主流の医学では「宿便」はほぼ完全に否定されていて、
便秘で悩まされている方の大腸を、内視鏡で調べてみると大腸の中はとても綺麗なのです!
専門家によると、
大腸の壁は、常に粘液が分泌されているため、便がこびりつきにくい上、細胞の入れかわりがとても早いので、便が壁にいつまでもこびりつき続けることはないと考えられるそうなのです。
大腸肛門病消化器内視鏡専門医の黒田敏彦氏によれば「1万人以上の腸を見てきたけれど、いわゆる「宿便」のある人はいなかった」ということです。
大腸壁は粘膜がいつも入れ替わっていて、便がこびりつくひまはないわけですね。 続きを読む