ボランティアをすると心身ともにメリットがある!

お金は人のために使うと幸福になるという記事を以前書きましたが、ボランティアを行うと心身ともにメリットがあるというデータがあります。

お金は人のために使うと幸せになれる!

どうやら他人のために働くことでストレスなどが改善し、健康状態がよくなるようです。

ハーバード大学から2020年に出たデータ(ソース)は、「ボランティア活動にはどんな良いことがあるのか?」という点を調べていて興味深いです。

これはアメリカに住む平均年齢66歳の男女約1万3000人を対象にした研究で、HRS(ソース)という有名な健康調査からランダムに選ばれています。

調査期間は2010年から2016年までの4年間で、2つのグループに分けて追跡しています。

結論をざっくりまとめると、

年間100時間ぐらい、週に2時間程度のボランティアをした50歳以上の参加者は、メンタルと身体がどちらも健康な傾向があった

だそうです。

観察研究なので明確には言えないですが、やはりボランティアは心身に良いのでは?と思わせる結果になってます。

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喜びを追いすぎると幸福から遠ざかる!?

ここ数十年の心理学では、ポジティブシンキングは効かないというのもありますが、「幸福を追い求めるのは逆効果だ」というデータも多く出ています。

その代表が、「予想どおりに不合理」で有名なダン・アリエリー博士による2003年の実験(ソース)です。

参加者たちは以下の4グループに分かれて、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を聞いてもらいました。

  1. 曲を聴きながら「幸せな気分になる」とがんばる
  2. いつもと同じように聴く
  3. 曲を聴きながら、自分の気分の変化を数字で採点
  4. 「幸せな気分になる」とがんばりながら曲を聴き、気分の変化を数字で採点

その結果は、

  • いつものように曲を聞いた参加者は、「幸せな気分になる」とがんばった参加者にくらべて幸福感が450%も高かった
  • 曲を聴きながら自分の気分の変化を採点した場合は、いつものように曲を聞いた参加者にくらべて幸福感が750%も低かった

ということになりました。

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幸せをお金で買うには?

「「幸せをお金で買う」5つの授業」という本は、どういうお金の使い方をすると幸福を感じられるかについて心理学的見地から説明してあります。

著者はブリティッシュコロンビア大学の心理学の教授で、タイトルどおり幸せになるための科学的に正しいお金の使い方について述べた一冊です。

ポジティブ心理学がすすめるお金の使い方の知識がコンパクトにまとまっているので、幸福学関連の本になじみがない方にはおすすめです。

この本が提案している、幸せをお金で買う5つの授業は、以下のようになります。

1.経験に金を使う

人間の脳は物よりも体験のほうが慣れるのが遅いので、幸福感を長引かせることが可能になります。

長期的にみても、思い出に残る体験をしたほうが、時間とともに記憶が書き換えられていき、結果的には幸せな感覚を長く持てるようになるということです。

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なぜ物を買えば買うほど不幸になるのか?

物を買っても幸せにはなれない!」と主張する研究は多いのですが、2014年にベイラー大学が出した論文(ソース)は、「物質主義が不幸をもたらす理由」について踏み込んでいます。

これは246人の被験者を対象に、彼らの物質主義のレベルと幸福度の高さについて調べた研究です。

すると物を買うのが好きな人ほど、日常の喜びが少なくて、結果として人生の満足度も低かった、という結果になっています。

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