メリーランド大学のジョン・ロビンソン博士が行っている「全米時間配分調査」(ソース) という調査データによると、
昔から一貫して「実はみんな思うほど忙しくない!」という結果になっています。
これは数十年にわたって「アメリカ人はどうやって時間を使ってるのか?」ということを記録し続けた調査で、この結果は具体的にどういうことかと言えば、
- 多くの人は、週に60から64時間ほど働いている、と思っているが、実際の労働時間は平均で週44.2時間ぐらいである
- 「私は週に65から74時間は働いてる!」と思ってる人の、実際の労働時間は週に52.8時間である
- 「私は週に75時間以上は働いてる!ワーカホリックだ!」と思ってる人の、実際の労働時間は週に54.9時間である
といった感じです。
「私って働いてるな」と思っている人ほど、実際の労働時間は20時間も短い傾向があるわけです。
つまり、多くの人は、自分が思うより実は忙しくないということです。