相手にここを直して欲しい時はそれを伝える感情の種類が重要!

恋愛関係においては共感が重要だ」ということはよく聞きます。

パートナーの感情が読み取れないと関係がぎすぎすしてしまいますから。

2020年に出た研究(ソース)では、「他人の感情を読み取る能力は恋愛関係においてどこまで有効か?」という点を調べています。

これはロチェスター大学などのチームによる研究で、交際期間が平均3年ぐらいのカップル111組を対象にしたものです。実験では、

パートナーに変えて欲しいことは何ですか?

というテーマで自由に語り合ってもらいました。

例えば「いつも洗い物を忘れる」とか「すぐに怒る」などです。

その後、すべての参加者には「会話のあいだどんな感情になりましたか?」や「パートナーはどんな感情を抱いたと思いますか?」「指摘を受けたとこを治そうと思いましたか?」などをチェックしました。

さらにカップルの「関係性の質」なども調査して、共感力との関係性を調べました。

さて、その結果は、

  • パートナーの表情から悲しみ、恥ずかしさ、罪悪感などの感情を読み取るとふたりの関係性は強くなり、改善点を受け入れる可能性も高くなる
  • パートナーの表情から怒り、軽蔑などの感情を読み取ると、ふたりの関係性は弱くなり、改善点を受け入れる可能性も低くなる

ということで、何でもかんでも共感すればいいってものではないようです。

続きを読む

マインドフルネストレーニングで脳が変わった!

マインドフルネスは、自覚、気づき、集中、覚醒など表現できます。

反対語を見ると、単に思慮のないことだけではなく、注意散漫、ぼんやり、集中力欠如なども当てはまります。

マインドフルネスの効果については議論が分かれるところですが、2018年にでた「マインドフルネスで脳が変わった」という論文(ソース)が興味深いです。

「.b」プログラムを8週間受ける

これはイギリスのバンガー大学による実験で、16〜18歳の40人の学生が対象です。まずは全体を半分に分けて、

  1. 8週間のマインドフルネストレーニングを受ける
  2. 何もしない

という感じで過ごしてもらいました。

ここで使われたトレーニングは、「.b」(ドットビー)というもので、イギリスのマインドフルネス団体が子供の教育ように開発したプログラムです。

続きを読む

怒りをコントロールするには?

頭に血が上ったときぐっと怒りを抑えるのは良くないとされてます。

怒りを表に出さずにすみますが、以下のような弊害がでてきます。

へたに怒りを抑えるのはよくない

数々の実験研究によれば、怒りの抑制はポジティブな感情を減らし、ネガティブな感情を増やすことがわかっています。

同時に交感神経の反応が強まって緊張と不安が増し、扁桃体のような感情のコントロールをつかさどる脳の部位が活性化します。

さらに、

感情を抑制しがちな人は周囲から悪い印象を持たれやすく、友人やパートナーの血圧を上げやすい。

感情を抑制する人ほど親密なコミュニケーションを避け、周囲の人からも親友とはみなされない傾向が強い。

ということです。 続きを読む