仕事を先延ばししてだらだらしていると、日常的なストレスがホルモンを暴走させて体にダメージを与え、死亡率まで高くなってしまいます。(ソース)
これはどういう仕組みでそうなるかと言うと、
仕事をダラダラやっててストレスが高まると、まずは脳の原始的なエリア(扁桃体)がパニックを起こし、内分泌系に「なんとかしろ!」と命令を出します。
次に、命令を受けた内分泌系は、下垂体からACTHとTTHってホルモンを分泌します。
これが副腎に影響をあたえて、コルチゾール(ステロイド)の分泌を促進します。
肉はいつも悪者扱いされていますが、 「では、お肉を食べると死亡率はあがるのか?」という問題について考えてみたいと思います。
まず参考にしたいのが、ベジタリアンの寿命について調べた1999年のメタ解析(ソース)です。
5つの研究データを精査して、「肉を食べなければ長生きできるのか?」について結論を出しています。
このメタ分析によると、ベジタリアンは動脈硬化による死亡率を20%以上ほど改善するのですが、その他の心疾患やガンなどのリスクを下げるわけではなく、全体的に見れば肉を食べるグループにくらべて長生きするわけではないという結果がでています。
ただし、ラクト・オボ・ベジタリアン(卵や乳製品は食べる)やセミ・ベジタリアン(たまに肉を食べる)、ペスクタリアン(魚は食べる)といったサブグループは、やや死亡率が下がる傾向にあります。
また、2012年のデータ(ソース)でも似たような傾向が出ていて、厳格なベジタリアンは死亡率を改善しないものの、ある程度の卵や乳製品をとった場合は9%ほど長生きするそうです。