グルテンフリー食事法って普通の人にも有効なの?

普通の人がグルテンを抜く意味はあるのか?

グルテンフリーは、そのままで、「グルテンは食べない!」という食事法のことです。

グルテンは小麦にふくまれるタンパク質で、 これが体の老化や不調を引き起こすと言われています。

そもそもはセリアック病(グルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患)みたいな難病のためにできたメソッドですが、ここ数年で「普通の人でもグルテンは抜くべき!」みたいな風潮が出てきています。

普通の人がグルテンを抜く意味はあるのか?」という点については、まだ決着がついていない感じです。グルテンに弱い人には効果が大きいだろうけど、万人にメリットがあるのかどうかは明確ではないです。

この点は研究データもばらついていて、特定のアレルギーがなければ小麦を食べても問題ない!という論文があったり(ソース)、「やっぱ普通の人でもグルテンは良くない!」みたいな話も出てきたりとか(ソース)しています。

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オメガ6脂肪酸はどうして悪影響が多いのか?

オメガ6脂肪酸は、飽和脂肪酸と違って、体内で作れない必須脂肪酸の一種です。

おもに菜種や大豆といった種子類に多く含まれるので、大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油などの食用油には、オメガ6がたっぷり入っています。

外食が多い人ほど、オメガ6を多くとりがちになります。

では、オメガ6の悪影響は以下のようになります。

太りやすくなる

まず、オメガ6をとり過ぎると脂肪が増えてしまいます。

1993年の研究(ソース)では、マウスに大量のサフラワー油をあたえる実験が行われましたが、牛脂だけを摂取したマウスにくらべて12.3%も体重が増加しました。

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コロナウィルスに抵抗できる免疫力を付けよう!

コロナウイルスの影響でマスクしたり、手洗い、うがいなど普段より熱心にしている方も多いと思います。

この季節はインフルエンザも流行っていることが多いので、体の中から免疫力をつけることも重要です。

ポリフェノールで炎症が減る!

感染症に関するデータがメインの論文で、やはり「免疫力アップに効くのはポリフェノール」(ソース)ということが確認されています。

もともとポリフェノールに炎症を抑える作用があるのは分かっていたのですが、具体的に「どれぐらい効くのか?」と「何を食べればいいのか?」というのは不明瞭だったのでこの論文で明確になったと思います。

老化の大きな原因は炎症なので、アンチエイジング的にも気になるところです。

これはオークランド大学の調査で、質の高い14件のデータを精査したメタ分析になっています。

つまり、科学的な信頼性はかなり高いと言えます。

データは上気道感染への影響をチェックしていて、簡単に言うと「ポリフェノールで風邪の症状は減るのか?」ということに注目したわけです。結論は、

ポリフェノールで風邪の症状は33%減る! 続きを読む

オメガ6脂肪酸の摂りすぎに注意!

オメガ6脂肪酸は、飽和脂肪酸と違って、体内で作れない必須脂肪酸の一種です。

おもに菜種や大豆といった種子類に多くふくまれていて、大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油などの食用油には、オメガ6がたっぷり入っています。外食が多い人ほど、オメガ6を多くとりがちになります。

では、オメガ6が私たちの体に及ぼす悪影響はどんなことでしょう?

なにせ太りやすくなる

第一に、オメガ6をとり過ぎると脂肪が増えてしまいます

1993年の研究(ソース)では、マウスに大量のサフラワー油をあたえる実験が行わましたが、牛脂だけを摂取したマウスにくらべて12.3%も体重が増加したそうです。

人を対象にした実験もあって(ソース)、782人の男性を2つのグループにわけて、一方には動物の脂肪(飽和脂肪酸)を、もう一方には植物油(オメガ6)だけを、5年にわたって摂取し続けてもらいました。

すると、オメガ6のグループは少しずつ体重が重くなっていきまして、最終的には動物脂肪グループよりも5%ほど体脂肪が増えていたことが分かってます。

ちなみに、糖質が多い食事とオメガ6がセットになると、さらに肥満のスピードが上がってしまいます(ソース)。

逆に、低糖質な食事を心がけていれば、そこまでオメガ6の悪影響は出ないとのことです。 続きを読む