生産性が非常に高い人達の特徴とは?

ゼンガー・フォークマンというコンサルティング会社が、「生産性が高い人の特徴はこんな感じ」という本を出していて、参考になると思います。

これは約7000人の労働者を対象にした観察研究で、参加者は、

上司から「生産性が高い」と評価されている
平均11人の同僚や部下にもアンケートを行って、さらにくわしく生産性をチェック

して、だいたい生産性が「上位10%に入る」と判断された人を選んだそうです。
具体的には、

プログラマーの場合、1日に書くコード量が平均の9倍!
販売員の場合、1日に売りさばく商品の量が平均の8倍!

などかなりのレベルの人達です。

分析の方法は、

生産性が高そうな人の行動を48パターンに分類して
参加者の行動を記録してパターンとの相関を見る

という形です。

では、生産性がとても高い人がどんな行動を取っていたのでしょうか?

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朝これやると生産性が落ちるよ。

朝起きた時、何を考えますか?

今日も一日頑張ろう!-->素晴らしい、問題ありません。

今日はあれやらなきゃ、面倒だなやりたくないなあ。-->やばいです!

朝、今日一日ストレス感じそうだなと考えると、集中力が欠けやる気がでず生産性が落ちます。記憶力も低下し、欲望にも弱くなって普段はやらないことをやってしまいます。

人間は予測を立てて生きていく生き物です。

明日はデートだ!とか明日は好きなアーティストのライブだと考えるだけで気分が上がります。

でも今日はあれもこれも時間が足りないなあ、いやだなと考えるとその日の生産性はガタガタになります。

ペンシルバニア州立大学の研究によると240人に記憶力を試すアプリを試してもらい、一日の行動を5回ほどチェックしました。
ワーキングメモリ(短期記憶能力とメンタルにも影響を与える:自制心)も計測。

すると、アプリでストレス多そうだなと書いた人ーー>集中力、記憶力が落ちて生産性が低下してしまったのです。

朝はポジティブな予想を立てる。やりたくない事があってもその後に何か自分にご褒美があるといいことを予想する!それだけでワーキングメモリーにいい影響を与えられて一日が生産性の高いものとなります。

朝やってポジティブでハッピーになれることは、

1.コーヒーを買うショップで楽しく会話してみる。
2.朝野菜や果物を食べる。
3.オフィスに行く前に自然の中を散歩する。
4.朝日記をつける。

1.コーヒーを買うショップで楽しく会話してみる。

毎日コーヒーを買ってオフィスに行く人はコーヒーを待ってる間店員に今日はいい天気だねとかちょっと世間話をするだけで黙って待っているより気分があがるそうです。

日本だとちょっとハードル高いかな。

アメリカだと普通に知らない人と会話したりするので、バスに乗る時運転手におはよう!って元気よく声を出すこともポジティブな気分にさせてくれます。 続きを読む

時間がないって本当?時間汚染から抜け出そう。

いつも時間に追われている感覚ってありますよね。今私は朝にブログを書いていますが、その後ジムに行きたいのでブログの構成くらいは終わらせねばと焦ります。

ジムの後は愛犬の散歩と必要ならスーパーでの買い物があります。1時までに帰宅してお昼を食べ午後からブログが終わってないと続きをし、その後はCAPM(Certified Associate Project Management)の勉強をします。

そうこうすると、夕方になってしまうので夕飯の準備、夕飯。

それからやっとプログラミングの勉強に取り掛かれるのですが、夜は集中力が落ちてしまいあまり進んでないですね。

夜に翌日書くブログのことも考えるので、ますます注意力散漫になります。

ここで問題なのは、プログラミングの勉強、ブログ作成、そして就職活動、あとCAPMの勉強と目標が一つではないので、一つのことをやってる時他が気になってしまうことがあります。

例えばブログ書いててもジムへ行く時間が気になるとかです。

やることが多い人ほど実は生産性が低く、みんな自分が思うよりも自由な時間を持っているはずです。

だけど、「忙しい」「時間がない」と感じてしまう理由はどこにあるのでしょうか。本当はもっと自由な時間があるはずなのに、なぜ、余裕がなくなるのでしょう?

どうやら、私が感じてる時間不足は「錯覚」のようです。

本当はやりたいことをやるだけの時間があるし、実際には毎日の作業をこなすだけの能力を持っている(筈)なのに、まるで物理的な時間が足りていなように感じてるだけなのかもしれません。

時間の感覚が狂っている、おそらく時間汚染されているのでしょう。 続きを読む