スタンフォード流目標を達成するための4つの方法

新年に限らず、ダイエットを続けたい、とかエクササイズをしたいとか、色々目標を達成したいと思っている人がいるはずです。

「決定力!」で有名なハース兄弟が配信しているニュースレターに「新年の目標」をこなすための科学的な4つの方法が説明されていて、参考になりそうです。

1.ブライトスポットを探す

人間は根本的にネガティブな生き物なので、良い面よりも悪い面に目を向けてしまう傾向が強いです。

そのため、何かを変えようとするとき、私たちはつい「問題点はどこだ?修正すべき点はどこだ?」と考えてしまいます。

しかしハース兄弟によれば、目標を達成するための正しい考え方は「上手くいく方法(ブライトスポット)は何か?」ということです。

具体的には、

” ある学生は、極度の先延ばし癖に悩んでいた。「論文を1日6時間書く」と目標を決めたものの、たまにしか達成することができない。

そこで彼は、自分の失敗を嘆くのを止めて、その代わりにブライトスポットを探すことにした。「ちゃんと論文を6時間書けたのは、どんなときだったろうか?」と考えてみたのだ。

その結果、彼は「早起きした日は論文が書けている」という事実を発見。さっそく目覚まし時計を朝の5:30に設定したところ、先延ばし癖は魔法のように治った。”

ということがあげられています。

早起きが苦手な人には簡単そうではないですが、どういう時にうまくいっていたか、その状況をよく考えてみるとブライトスポットが分かるということですね。

Woman’s hand writing on a notebook with a pen on a wooden desk.Background blur backlight

2. 目標は1つにしぼる

過去15年の心理学研究で、人間の意思力には限界があることがわかっています。

買いたいものを我慢したり、お菓子をひかえたり、怒りをこらえたりするたびに意思力はすり減っていき、やがてからっぽになってしまいます。

目標の達成にはセルフコントロールの能力が必須です。

ですから、あまり多くの目標を決めてると貴重な意思力を無駄に使ってしまうことになるので、あくまでゴールは1度に1つずつこなしていくようにするのがベストです。

3. 目標を習慣に変える

習慣の力はとても重要です。いったん目標が習慣に変わってしまえば、貴重な意思力を消費せずに済みますから。

夜の歯みがきや朝のコーヒーにセルフコントロールを使う人はいませんからね。

具体的には以下の例が挙げられています。

” ロンドンに住むある男性は、ToDoリストの扱いに悩んでいた。「スマホに登録したリストを見ると、写真の整理や友人への電話、押入れの掃除、ネズミ捕りの購入なんてタスクが永遠に続くんです」。

そこで彼は、ToDoリストを日課に組み込むことにした。毎朝、確実に1つのタスクだけをこなすようにしたのだ。”

4.「行動の引き金」を作る

エクササイズを目標にしたいときに、「晩ご飯を食べ終わったらジムに行こう」と計画を立てる方法です。

もし何かをしたら、これをしよう」といったふうに、「行動の引き金」になるものを決めておくわけです。

単純なテクニックですが、その効果は数々の実験で確認されています。

イギリスで行われた研究では、「行動の引き金」(朝のコーヒーを飲んだら運動するみたいな)を決めた老人は、2倍も目標を達成する確率が上がったそうです。

以上、ハース兄弟による「新年の目標を達成するための科学的な4つの方法」でした。これはハース兄弟の代表作「スイッチ! 」の簡潔なまとめになっています。興味があれば本も読んでみてはいかがでしょうか。