マウスウォッシュが良い菌を殺し糖尿病リスクがアップ!

2017年に「マウスウォッシュで寿命が縮むかも!」という怖いデータ(ソース)が出ています。

口臭予防、歯肉炎予防でマウスウォッシュを使ってる人も多いでしょうが、マウスウォッシュのせいで糖尿のリスクがあがるという結果がでています。

これはハーバード大学の論文で、太りぎみの男女1206人を対象にした観察研究です。

年齢は40〜65才で、糖尿病や心疾患にはかかってない人だけを対象にしています。

マウスウォッシュで糖尿病リスクが55%増加

この研究は、

  1. 研究のスタート時に、みんなどれだけマウスウォッシュを使ってるかをチェック
  2. 3年後にどうなったかを調べる

という感じです。

これで、マウスウォッシュを使ってる人と使ってない人の違いがわかるわけですね。

結果は、

マウスウォッシュを使わない人にくらべて、マウスウォッシュを1日に2回以上使う人は、糖尿病の発症リスクが55%あがる

ということでした。

続きを読む

糖尿病を治すには糖質よりも体脂肪を減らすべき!

インスリンの分泌量を気にしてもダイエットには効果がない(ソース)のなら、糖質を減らせば糖尿病に効くという話も怪しいのではないか?という問題です。

この点は実験結果が分かれていて、たとえば短期間の実験(ソース1,ソース2)だと「糖質を減らして効果があった」という結果が出てるのに、2015年に出たもっと厳密な実験(ソース)では支持されていません

糖質量とインスリン抵抗性の関係を調査

そういう状況で1年にわたって糖質の量と糖尿の関係を調べた論文(ソース)が2016年に出ています。

これは245人の女性を対象にした実験で、平均のBMIは33.5ぐらいで、年齢は22〜72才までと幅広く、その多くにインスリン抵抗性(糖尿病はまだ発症していない段階)があります。

インスリン抵抗性とは、肝臓や筋肉などでインスリンがちゃんと働かない状態のことで、この状態が続くと糖尿病につながっていくわけです。

続きを読む

全粒穀物をとると糖尿病のリスクが減るのか?

全粒粉が体に良いという結果が得られなかったという記事を書きましたが、糖尿病のリスクに関してはどうなのでしょうか?

全粒粉は本当に体に良いのか?

全粒穀物とインスリン抵抗性の関係で、とにかく様々観察研究で「全粒穀物をとると糖尿病のリスクが減る!」という傾向が出ています。

インスリン抵抗性の悪化はアンチエイジングの大敵ですから、非常に気になりますね。

全粒穀物の論文は観察データが多いので、本当に全粒穀物が体にいいのかまではわかりにくく、たんに健康に気を使ってる人ほど全粒穀物を食べているって可能性も大いにあります。

2017年に、実験室で全粒穀物の効果をチェックしてくれた論文(ソース)が出ていて参考になりそうです。

続きを読む

働く時間が週40時間超えると死ぬリスクが高くなる!

働きすぎが体によくないのは当たり前ですが、2015年にロンドン大学から出された2つの論文(ソース1,ソース2)は「具体的にどれだけ働くリスクがあがるのか?」ということを調べています。

ひとつは「労働時間と心疾患リスク」に関する調査で、もうひとつは「労働時間と糖尿病リスク」をチェックしたものです。

どちらも一流誌の「ランセット」に載ったメタ分析で、かなり信頼性が高いと言えます。

週の労働時間が55時間を超えると脳卒中リスクが33%あがる!

まず一つ目の論文は、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアから約60万人のデータを集めて、「労働時間と心疾患」の関係を8.5年間ほど追跡したものです。その結果は、

  • 週の労働時間が40時間までなら問題なし!
  • 週の労働時間が41〜48時間になると脳卒中リスクが10%高まる!
  • さらに週の労働時間が55時間を超すと脳卒中リスクが33%、心疾患リスクが13%高まる!

みたいになっています。

続きを読む