「牛乳でニキビが起きる」という話をよく聞きます。
牛乳の乳糖やタンパクが体でうまく消化されず、それが肌の炎症につながるという話です。
ところが、2015年にUCLAが「ニキビや吹き出物の原因はビタミンB12である」という論文(ソース)を出してて興味深いです。
ビタミンB12は肉類や乳製品にふくまれる成分で、不足すると神経系の発達がじゃまされてメンタルや集中力が悪化してしまいます。かなり重要なビタミンの1つです。
この実験では、まず参加者の肌からバクテリアを採取して、それぞれの遺伝子を解析しました。
すると、肌トラブルが多い参加者ほどバクテリアのビタミンB12を代謝する能力が低く、ポルフィリンという炎症物質を生み出しやすかったらしいです。