ビタミンB12が、肌荒れ、ニキビの真の原因?!

「牛乳でニキビが起きる」という話をよく聞きます。

牛乳の乳糖やタンパクが体でうまく消化されず、それが肌の炎症につながるという話です。

ところが、2015年にUCLAが「ニキビや吹き出物の原因はビタミンB12である」という論文(ソース)を出してて興味深いです。

ビタミンB12は肉類や乳製品にふくまれる成分で、不足すると神経系の発達がじゃまされてメンタルや集中力が悪化してしまいます。かなり重要なビタミンの1つです。

この実験では、まず参加者の肌からバクテリアを採取して、それぞれの遺伝子を解析しました。

すると、肌トラブルが多い参加者ほどバクテリアのビタミンB12を代謝する能力が低く、ポルフィリンという炎症物質を生み出しやすかったらしいです。

人間の皮膚には無数のバクテリアが住み着いてまして、お肌の健康を守ってくれております。つまり、イキイキとした美肌を手に入れるには、肌バクテリアとの共生が必要です。

健康的な美肌のために肌バクテリアを養成するには?

さらに参加者たちに ビタミンB12のサプリを飲んでもらったところ、全員のバクテリアの遺伝子に変化が発生しました。

健康な肌を持つ人のバクテリアも、ニキビができやすい人のバクテリアに近づいていったのです。

つまり、

  1. 乳製品や肉で体内のビタミンB12が増える
  2. ビタミンB12が肌バクテリアの遺伝子を変える
  3. 肌バクテリアが炎症物質を出す
  4. 肌荒れ発生!

という流れです。研究者によれば、

” 今回の実験により、ビタミンB12が肌バクテリアの遺伝子を変え、代謝の能力に異変を起こすことがわかった。

その結果、肌に炎症を起こすポルフィリンの分泌が増え、ニキビや吹き出物の原因となる。”

ということです。これまでは、ニキビや吹き出物は脂肪のとり過ぎが原因とも言われてきたんですが、本当は肌バクテリアの問題だったということですね。

いまニキビや吹き出物に悩んでる人は、

といった点が基本的な対策になりそうです。

カロリーの質が高いたんぱく質とは?

といっても、ビタミンB12不足も良くないので、必要なタンパク質量を満たすまではちゃんとお肉を食べたほうがいいとは思います。( 1日のたんぱく質量(g)は体重(kg) × 1.6が目安 )