ご存じのようにタンパク質は私たちの体に必要な栄養素です。
2014年の論文(ソース)によれば、魚介のタンパク質には、高脂肪&高糖質な食事の悪影響をブロックする効果があるという結果が出ています。
これはデンマークの実験で、大量のマウスに高脂肪で高糖質な食事を与えて、強引に太らせました。
その際に、鶏肉やマス(魚)などのタンパク源も一緒に摂らせたところ、ホタテを食べたマウスは、鶏肉グループにくらべて半分も脂肪がつかなかったということです。
グルタミン酸ナトリウム、MSG(Mono Sodium Glutamate)、あるいはうま味調味料、健康志向の人にとっては「化学調味料」で、避けるべきものと考えられてます。
皆さんは食べるのを避けますか? それとも気にしませんか?
アメリカではいつごろからかNo-MSGというパッケージなどに表示されていたり、お店でもNo MSG addedなどと書かれてあるのを見て科学的根拠もなく味の素はだめなんだと思っていました。
まずは「味の素」の成分を見てみると、
となってまして、ほぼグルタミン酸でできています。
グルタミン酸はアミノ酸の一種で、タンパク質の多い食品を発酵や熟成、乾燥などして加工すると、アミノ酸のつながったものであるタンパク質の一部は分解され、グルタミン酸が遊離し食品中のナトリウムやカリウムなどと結合してうま味となります。
スリムな体型を保つのに欠かせない要素はいろいろありますが、オタゴ大学の研究によると(ソース)、臭覚が体型を保つのに大事であるという結論になっています。
これは、「体型と臭覚覚の関係」について調べた過去のデータから1432人分のデータを抜き出してまとめたメタ分析になってます。「臭覚は人間の体型を左右してるのでは?」という考え方は昔からあって、
研究チームによれば、
” 五感のなかで、臭覚覚はもっとも理解が進んでいない要素である。
が、実は臭覚こそが食事の行動に影響をあたえる不可欠なポイントである。さまざまな良い香りと不快な香りを見わけることで、食事の行動を変えていくのだ ”
とのことです。
匂いをかぐ能力によって食べたい食事の内容や量が変わり、そのせいで肥満の原因になっていくのではないかと考えたわけです。