自信を持つよりもセルフコンパッションを鍛えよう!

以前の記事で完璧主義が死をもたらすということを書きましたが、完璧主義者ほど自分に厳しすぎるのでセルフコンパッションが重要になってきます。

簡単に言うと、セルフコンパッションは自分に優しくするということです。

完璧主義は死をもたらす?!

クリスティン・ネフの「セルフコンパッション」という本は人間に必要なのは自信というよりセルフコンパッションであるということを検証しています。

セルフコンパッションに必要な3つの要素

セルフコンパッションには決まった定義はないのですが、ネフ博士は、

  • 自分へのやさしさ:他人を思いやるときのように、自分にもやさしくしてあげること
  • 一般的な人間性:人間は周囲との関わりのなかで生きているという事実への自覚
  • マインドフルネス:思考にとらわれずに目の前の現実に意識を向けられること

の3つを重要視しています。

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「自分に自信を持て」はデメリットが多い!

自己啓発の世界で人気のあるテーマが「自信」です。

とにかく「自信をつける方法」みたいな本は山ほど存在して、その内容は、「自信があれば何でもできる!」というのが大半です。

ですが、ここ最近14-5年間の研究によれば、自信があっても能力は高くならないし、人生も上手くいかないという論文が多くなってきています。

有名なのは「WILLPOWER 意志力の科学」のロイ・バウマイスターによる2003年論文(ソース)で、自信の有無は能力の高さや成功とはまったく関連がなかったと断定しています。ポイントは、

自信が高くても、別に仕事の能力は高くならなかった。
自信が高い人は、長期的には嫌われやすかった。
自信が高くても、リーダーシップが高いわけではなかった。

という感じです。 続きを読む

自分の自信と能力のバランスを把握する!

トマス・チャモロ・プレミュージックの「自信がない人は一流になれる(原題自信)」という本によると、

「自信は成功するために必要ないどころか、自信があっても他人には嫌われるし能力は育たないしで逆効果」と言い放つ痛快な一冊です。

本書のベースになっているのが、以下の「自信-能力グリッド」で、自信の高さと能力の高さを軸に人の性格を分類した図で、自分の立ち位置を把握するのに役立つと思います。

1. 役に立たない自信

能力がないのに自信だけあるパターンで、博士によれば「自信のある人間の大半はこのポジションに位置する」そうです。 続きを読む