人間は自由がありすぎてもなさすぎても不幸になる!

自由な時間がほしい!と願ってる人は多いと思いますが、2021年に出たデータ(ソース)は、

人間は自由がありすぎてもなさすぎても幸福ではない!

という話になっています。

これは4部構成の研究になっていて、3万5000人以上を対象とした2つの過去データの分析と、6000人以上の参加者を対象にした2つのオンライン実験を行っています。

研究の内容は、

  • 2012年から2013年にかけて実施された「アメリカ時間利用傾向調査」のデータを分析。2万1736人のアメリカ人を調べたところ、1日の自由時間が2時間ぐらいまである場合には、主観的な幸福度が高い傾向があったが、1日の自由な時間が5時間以上だと幸福が低下する。
  • 1992年から2008年にかけて実施された「全国労働調査」のデータから1万3639人の男女に「自分の自由になる時間がどれぐらいありますか?」と質問。生活の満足度と比較したところ、自由時間がやや多いほど人生の満足度は高くなるが、同時に自由時間が多すぎると人生の満足度が低くなる傾向もあった
  • 一つ目のオンライン実験では、2550人の参加者を集め、「自由な時間があることを想像してください」と指示。全体を3つにわけて、「自由時間が少ない」(1日15分)、「自由時間が中程度」(1日3.5時間)、「自由時間が多い」(1日7時間)の3段階に分けて想像してもらい、その作業を6カ月ほど毎日続けたところ、自由時間が多いグループと少ないグループは、自由時間が中程度(3.5時間)のグループのに比べて気分が悪くなった
  • 二つ目のオンライン実験では、5000人の参加者を集め、上のテストと同じように1日の自由時間の量が違う場面をイメージするように指示。その際に、「自由時間ってのは、自分にとって楽しい活動や意味のある活動に費やす時間 のことです」と、新しい定義を付け加えて想像させたところ、非生産的と感じられる活動をしているときには、自由時間が多すぎることで幸福度が低下した。しかし、生産的な活動をしている場合は、自由時間が多くても幸福度は低下しづらかった

となっています。

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