うつは心だけでなく体の病である!

うつになると体調が崩れるのはなぜ?

「心と体は一つである」と言われるように、メンタルの低下が体にも悪影響をおよぼすケースはよくあるわけです。

気分が沈んだら、なんとなく風邪を引きやすくなったとかの経験は誰にでもあるかと思います。

そこで、「なんで鬱になると体を壊すの?」という問題を調査した論文(ソース)があります。

これはグラナダ大学の研究で、うつと病気の関係を調べた29件の論文から、3900人分のデータをまとめたものです。

鬱は体にどんな影響をおよぼすのか?」という問題を徹底的に調べたメタ分析になってます。

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ビタミンDの摂取でメンタルが37%も改善!

ビタミンDにはがんと診断された人の早期死亡率を低くしたり、免疫機能を正常に保つ重要な役割があることは知られています。

ビタミンDはがんに効果があるのか?

ビタミンDが不足するとコロナ感染リスクがあがる

2015年に出た論文(ソース)では、「ビタミンDの大量摂取でメンタルがとても改善し、アンチエイジング効果も高い」という結論が出ています。

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落ち込みを解消してくれるサプリメント5選

落ち込みを解消してくれる系のサプリの効果を臨床試験の結果もとにまとめてみました。

1.亜鉛

亜鉛にはうつ病と関係が深い要素があって、
亜鉛は鬱病で脳の細胞が死ぬのを食い止める働きや、ストレスによるダメージをおさえてくれる働きがあります。(ソース

統合失調をわずらった人は脳内の亜鉛量が5割も少なくなっていたそうです。

とにかくさまざまな実験で気分を上げる効果が確認されているので(ソース1,ソース2,ソース3,ソース4)、気分の落ち込みには亜鉛は効果があると言えます。


といっても過剰に摂取しても意味はないので、あくまで亜鉛が不足しないように補うのが大事です。

具体的には1日25〜50mg摂取すれば大丈夫ですが、カルシウムやマグネシウムと一緒に飲むと体内の吸収が悪くなるので注意が必要です。

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スマホに夢中すぎるのはうつの兆候かもしれない!

「スマホに夢中なのは鬱の兆候かも」というデータ(ソース)が2019年にでていて、これは346人の男女(年齢は若め)を対象にした調査で、

  1.  普段からどれぐらいスマホを使っているか?
  2.  うつ病や孤独感のレベルはどれぐらいのものか?

をチェックした後、3カ月〜4カ月の追跡調査を行ったものです。

その結果がどうだったかと言うと、

スマホに夢中なのは鬱の兆候かも

  • スマートフォンを使いすぎている人ほど、3カ月〜4カ月後にうつ病と孤独感のレベルが高くなっていた!!
  • 一方で、うつ傾向だったり孤独感が強いからといって、スマホの使用量が増える現象は確認されなかった

だったそうです。もちろんこの結果から「スマホが鬱の原因に!」って結論を下すのは無理ですが、可能性としてはありえそうです。 続きを読む