運動のパフォーマンスをあげるには糖質が必要なのですが、特に持久力系のスポーツで炭水化物を取らないと大変なことになります。
ではたんぱく質は必要ではないのか?というポイントです。
パフォーマンス改善のために糖質が必要なのはいいとして、そこにたんぱく質も加えたら、さらに疲労感が改善したり運動性能が上がらないのかという問題です。
そこで2020年に出たメタ分析(ソース)では、「運動のパフォーマンスアップには炭水化物だけでいいのか?それともたんぱく質も必要なのか?」についてまとめています。
先日、 ダイエットにとってカロリーの質が重要ということを書いて、カロリーの質を決める、満足度、吸収率、効率性、栄養価の4大要素を考えると、できるだけ満足度と栄養価が高く、吸収率と効率性が低い食品ほど質が高い ということを説明しました。
低糖質な野菜の次に重要なのはカロリーの質が高いたんぱく質です。低糖質な野菜を食事の量のほぼ半分としたら、たんぱく質は20%から35%ぐらい摂取するのがベストです。
質が高いたんぱく質は、
カロリーあたりのたんぱく質量が多い
必須アミノ酸のバランスがよい
ビタミンとミネラルが豊富
よぶんな添加物が入ってない
の4点がポイントになってきます。