オメガ6脂肪酸の摂りすぎに注意!

オメガ6脂肪酸は、飽和脂肪酸と違って、体内で作れない必須脂肪酸の一種です。

おもに菜種や大豆といった種子類に多くふくまれていて、大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油などの食用油には、オメガ6がたっぷり入っています。外食が多い人ほど、オメガ6を多くとりがちになります。

では、オメガ6が私たちの体に及ぼす悪影響はどんなことでしょう?

なにせ太りやすくなる

第一に、オメガ6をとり過ぎると脂肪が増えてしまいます

1993年の研究(ソース)では、マウスに大量のサフラワー油をあたえる実験が行わましたが、牛脂だけを摂取したマウスにくらべて12.3%も体重が増加したそうです。

人を対象にした実験もあって(ソース)、782人の男性を2つのグループにわけて、一方には動物の脂肪(飽和脂肪酸)を、もう一方には植物油(オメガ6)だけを、5年にわたって摂取し続けてもらいました。

すると、オメガ6のグループは少しずつ体重が重くなっていきまして、最終的には動物脂肪グループよりも5%ほど体脂肪が増えていたことが分かってます。

ちなみに、糖質が多い食事とオメガ6がセットになると、さらに肥満のスピードが上がってしまいます(ソース)。

逆に、低糖質な食事を心がけていれば、そこまでオメガ6の悪影響は出ないとのことです。 続きを読む