1日にポリフェノールはどれくらいが適量なの?

ポリフェノールは植物の色素や苦味などの成分 で、 8,000種を超す抗酸化成分が混ざり合ってできていて、心疾患やがんなどの予防になりアンチエイジングには欠かせない成分と言えます。

で、一体どれくらい摂ればその効果を発揮できるのか、そして 最適量はあるのか?という疑問があります。

「ポリフェノールってどれだけ摂ればいい?」という問題に明確な答えは出てないので、観察データから推測するしかない感じです。

具体的には、2014年にバルセロナ大学が行った研究(ソース)が参考になります。

7447人の男女を平均で4.8年ほど追いかけた研究で、ポリフェノールの摂取量と死亡率の関係をチェックした論文です。

その結論は、 続きを読む

10日のパレオダイエットで体が細胞から若返る!

パレオダイエットとは?

基本的には、肉、卵、魚、でんぷん質の少ない野菜、ナッツ、果物はちょっとだけ大丈夫な食事療法です。

米と乳製品も少々だけなら大丈夫ですが、基本的に穀物や、加工食品、砂糖、豆類、植物油などはNGです。

簡単に言えば、原始時代の狩猟採集民が食べていた食事ということですね。

どうも人間の体は、穀物や砂糖、加工食品、サラダ油のような、農耕生活のあとに生まれた食べ物には上手く適応できてないようです。

そこで、現代の伝統的な健康法では、近代的な食事(加工食品、菓子類、インスタント食品)から農耕民の食事(穀物類、乳製品、有機野菜)への変更をすすめる場合が多いですが、パレオダイエットはさらに時代をさかのぼって狩猟採集民の食事に変えていこうという主張です。

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体に活を入れて細胞レベルで若返らせるホルミーシス

ホルミーシスとは、心身に加えられたストレス(負荷)に対して、身体が少し頑張って抵抗して、結果、身体が活性化する生体反応の事です。

ざっくり言うと「少しの毒なら逆に体にいい」という1940年代に生まれた考え方です。

細胞レベルで体を若返らせるポイントとしてオートファジーについて以前書きましたが、オートファジーとともにアンチエイジングの重要ポイントです。

細胞レベルで若返る機能を活性化する3つのポイント

適度なストレスで細胞に気合いを入れる

オートファジーは、

  1. 少しの毒を体にあたえる
  2. 体が毒に抵抗して張り切る
  3. 体から毒が消える
  4. 張り切ったぶんだけ元気になる

という仕組みです。

毒の量が多すぎると抵抗すらできませんが、適量なら逆に前よりも体が活性化するわけです。

毒というと恐ろしげですが、ホルミーシスは普通に身の回りにあふれていて、その典型的な例がエクササイズです。

適度な運動は体にストレスをあたえ、それに応じてホルミーシスが発動します。 続きを読む

疲れやすさを解消するには?

昨日書いた記事と似ていますが詳しく説明します。

年をとるごとに疲れやすいと感じる人がいると思います。

人の細胞の中でエネルギーを作ってくれるミトコンドリアが減って体力を出せないと考えられてます。

疲れにくい体を作るにはこのミトコンドリアを増やす必要があります。

ホルミーシスという考え方があって、軽いストレス、刺激を体に与え、体がストレスに抵抗してエネルギーを出し、ストレスが消えた後体が元気になるという1940年代に生まれた考えでアンチエイジングの重要ポイントになります。

軽いストレスを与えることによってミトコンドリアを増やす方法の一つがエクササイズです。

ビクトリア大学の博士が過去のデータをレヴューして、(ソース)ミトコンドリアを増やすために最適な運動を調べてくれました。 続きを読む