皮ごと食べるリンゴの農薬対策は?

リンゴは心疾患、コレステロール、そしてダイエットに効果的だという記事を書きましたが、ポリフェノールを含む皮を食べるには、農薬が気になります。

1日1個のリンゴで医者いらずはどこまで真実なの?

農薬を落とすベストな方法は?

野菜や果物など生で食べる食品は農薬が気になりますよね。

対策としては、

皮をむくこと
ぬるま湯で洗う

ぐらいだと思います。

食品によって残留農薬のレベルが違うので一概には言えないですが、だいたいこの2つをやっとくのが最善と言えます。

ですが、ブルーベリーなど皮を向けないのもあるし、リンゴなど皮にポリフェノールが含まれるので皮をむいて食べるとその効能が生かせなくなってしまいます

2017年に出た論文(ソース)では「最強の残留農薬クリーン術が見つかった!」とあり、使えそうな感じです。

これはアメリカ化学会の実験で、市販のリンゴを使って、家庭でもできる農薬の落とし方を探ったものです。

重曹か漂白剤か?

どうしてリンゴかと言うと、数あるフルーツのなかでも残留農薬の量がつねに多いからです。 続きを読む

1日1個のリンゴで医者いらずはどこまで真実なの?

りんごを丸ごと食べると食欲が抑えられて、満腹感が続くのでダイエットに効果的と考えられています。

でもりんごはダイエットに役立つだけではなく、健康にも色々メリットがあって、「一日一個のリンゴで医者いらず」って言葉は正しいと言えます。

心臓の健康にいい

英国栄養協会が2010年にまとめたレビュー論(ソース)は、過去に出たリンゴの研究から信頼に足る9件を選んで、どれぐらいの効果があるかを確認したもので参考になると思います。

このレビューでは、おもに「リンゴのポリフェノールが心疾患に効くのか?」を調べていて、全体的に大きな結論を出ています。そのポイントは、

コレステロールを下げる効果は高い
高血圧を改善する作用もある

ということで、とりあえず心疾患のリスクファクターを改善する働きは高いです。

だからといって長期的に心疾患の死亡リスクまで減るかは分かりませんが、リンゴのメリットは疑いないと言えます。 続きを読む