「優良な人材を雇うよりも有害な人材を雇わない方が重要である」という2015年の研究論文(ソース)があります。
有害な社員を雇い続けるのは優秀な社員を一人確保するコストに比べ2倍かかる!
これは、ハーバード・ビジネス・スクールが5万8542人の労働者をチェックしたもので、みんなに徹底的なアンケートを行ない、
- どれぐらい仕事でパフォーマンスを発揮できているか?
- 会社のルールをどれぐらい守っているか?
ということを調べました。そこでわかったことは、
害悪な社員がもたらす被害は優良な社員がもたらす利益の2倍である!
ということだったそうです。
すごく仕事ができる社員をひとり確保するコストと、有害な社員を雇い続けるコストを比べた場合、有害な社員を雇い続けるのは、2倍ぐらいの差が出てしまうということです。
「有害社員」によってもたらされる被害を詳しくまとめてると、
- 有害社員を雇うと約1万2500ドルのコストがかかる(その人を首にして新しい人を雇うためのコスト)
- 生産性が上位1%に入る超有能な人材を雇っても、会社の利益は約5300ドルしか上がらない
みたいになってます。