睡眠が大切なのは私たちもよくわかってることですよね。
睡眠不足だと、その日のパーフォーマンスが発揮できません。
さらに、睡眠が足りないとホルモンバランスがくずれて食欲抑制が効かなくなって太ってしまったり(ソース)、
人嫌いになったり(ソース)、
人が嫌いになってしまう生活習慣って?
免疫力が低下して病気しやすくなったりします(ソース)。
睡眠不足が健康に良くないのは分かってるのですが、実は意外とまだわかってない問題は、
なんで睡眠ってそんなに体にいいの?
という問題です。
なんでよく眠ると健康になるのかということはかなり未知のことだったりします。
とにかく寝ないのが悪いのは確定ながら、なぜ睡眠がそこまで必要なのかは謎なのです。
良い睡眠は免疫システムが改善する!
ですが、ドイツから出た新しいデータ(ソース)は、なぜ睡眠は大事なのかという問題に新しいポイントを示しています。
これは10人の男女を対象にした研究で、
- 半分にはちゃんと寝てもらう
- 残りの半分は音楽をガンガンに聞いて徹夜してもらう
という2グループに分類し、全員の血液サンプルを調べました。
わかったことは、
よく寝たグループは、徹夜グループよりもインテグリンが活性化してた!
ということです。
インテグリンは人間の免疫細胞が使う”武器”のようなタンパク質で細胞接着分子です。
ウイルスに感染した細胞にくっつきやっつける働きを持っています。
つまり、よく寝ると免疫システムがしっかりと改善する!ということです。
研究チームによれば、
” 今回の結果からわかるのは、2時間ほど睡眠の時間が減っただけでもT細胞の働きは低下するということだ。
睡眠にはT細胞を活性化する働きがあり、これは現代の睡眠障害の多さとも大いに関連する。”
ということです。
T細胞は人間の体を外敵から守る戦闘部隊みたいなもので、アレルギーにも感染症にも癌にもかかわっています。
ということで、コロナウィルスが猛威を振るっている中で免疫システムを改善するべき毎日一定時間の睡眠は確保して防衛したいところです。
すぐに眠りに入っていけるメラトニンは手放せません。