塩分の摂りすぎで体内が老化する!

そもそも塩のとり過ぎが良くないというのは常識で、昔から高血圧や心疾患の原因になると、言われ続けてきました。

が、ここ数年はさらに「塩分はやばい」というデータが増えてきて、

2015年の研究(ソース)は、ミュンヘン大学などのチームが行ったものです。

国際宇宙ステーションを模した閉鎖環境で実験

この研究がおもしろいのは、「マーズ520」という、将来の火星有人探査のために作られたロシアの実験場で、国際宇宙ステーションに似た環境で8カ月ほど暮らして様子をみるための施設を使って実験しているところです。

「マーズ520」での被験者は6人で、30日から60日ごとに違う塩分量で過ごしてもらっいました。

従来の調査は、アンケート調査から塩の摂取量を推定したものが多いので、そのへんは信頼感がなかったのですが、この実験は参加人数は少ないものの、特殊な環境で条件をコントロールできるので、非常に信頼性は高いと言えます。

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