うつは心だけでなく体の病である!

うつになると体調が崩れるのはなぜ?

「心と体は一つである」と言われるように、メンタルの低下が体にも悪影響をおよぼすケースはよくあるわけです。

気分が沈んだら、なんとなく風邪を引きやすくなったとかの経験は誰にでもあるかと思います。

そこで、「なんで鬱になると体を壊すの?」という問題を調査した論文(ソース)があります。

これはグラナダ大学の研究で、うつと病気の関係を調べた29件の論文から、3900人分のデータをまとめたものです。

鬱は体にどんな影響をおよぼすのか?」という問題を徹底的に調べたメタ分析になってます。

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抗酸化力最強と言われてるアスタキサンチンの効果とは?

アスタキサンチンはベータカロチンなどと同じカロテノイドの一種で、サーモンとかえびの赤色を形作る色素です。

かなり抗酸化作用が高いことで知られていて、そのパワーはビタミンCの数千倍と言われてます。それで、アンチエイジングに効くのではないかと考えられています。

実際はどんな効果があるのか見ていきます。

抗酸化パワー

アスタキサンチンの抗酸化パワーを調べたデータの代表的なものは、

  • 過体重の成人が1日20㎎のアスタキサンチンを毎日12週間ほど続けたところ、脂質の酸化が減り、血液中の総抗酸化能が上がった。同時にLDLコレステロールの低下も見られた(ソース)
  • 健康なサッカー選手にアスタキサンチン4㎎を1日4回、90日間投与したところ、ベースラインの酸化パラメータと運動による酸化には影響を与えなかったが、クレアチンキナーゼとALT(筋肉ダメージのバイオマーカー)はプラセボと比較して減少した。(ソース)
  • 過体重または肥満の人にアスタキサンチン5㎎または20㎎を3週間飲んでもらったら、脂質の酸化が減少し、血中の総抗酸化能がベースラインと比較して121~125%向上した(ソース)

などがあります。

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抗酸化の王様であるグルタチオンを摂ろう!

グルタチオンはアミノ酸の一種で、「抗酸化の王」と呼ばれるぐらい活性酸素をとりのぞくパワーが高い成分です(ソース)。

牛乳や放牧牛などに多く入っていて、Lシステインが入ったサプリが美肌に効くと言われるのも、グルタチオンの効果と言えます。

グルタチオンが足りないと、

  • 体内の炎症レベルがアップ
  • DNAが損傷
  • 体内に毒素が定着

みたいな現象が起きてくるので、ぜひとも気をつかいたいです。

が、ここまで大事なのにそれほど名前が知られてないのは、グルタチオンのサプリは吸収率がとても悪いからです。

飲んでもほとんど無駄なレベルなので、別のサプリか食品で体内の生産量を増やしていくしかないです。

ということで、体内のグルタチオンを増やす食品とサプリをまとめてみたので、アンチエイジングの目的として使えると思います。

1.ホエイプロテイン

ホエイプロテインには筋肉をつけたり脂肪を減らすなど様々なメリットがありますが、他にも健康的な効果があります。

  • 免疫系が悪化した人にホエイプロテインを飲んだら、体内のグルタチオンレベルがあがった(2001年,ソース)
  • がんの患者さんにホエイプロテインを飲んでもらうと、グルタチオンが増えて治療がしやすくなる(2000年,ソース)

などです。

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寝る前にキーウィを食べると睡眠の質が上がる

毎日の睡眠の質はとても大事で、このブログでもよく眠れるためのサプリなど紹介していますが、キーウィが睡眠に役にたつという実験研究があります。

睡眠の質を上げるサプリは?

寝る1時間前にキーウィを2つ

これは、台北医学大学の実験研究(ソース)で、キーウィでぐっすり眠れるという結論を出しています。

実験はある程度の睡眠障害に悩む24人を対象にしていて、みんなに「寝る1時間前にキーウィを2個食べてください」とお願いしたうえで、リストバンド型の睡眠チェック機をつけてもらいました。

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