運動だけでは痩せないとよく言われています。
有酸素運動にせよ筋トレにせよ、なにせ消費カロリーが少ないので、「エクササイズさえすれば大丈夫」ということにはならないということです。
実際、アメリカの健康調査(ソース)によると、現代人は50年前よりもエクササイズの量が増えてるみたいです。けれど肥満も増えていますよね。
ここで大事なポイントがNEAT(ニート)の考え方です。
もちろん仕事をしてない人を指すニート(NEET)ではなく、非運動性活動熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis)の頭文字です。
要は普通に暮らしてて消費されるカロリーという意味になります。
ジムでバーベルを上げたり、トレッドミルで走ったり、エアロビのクラスなどで使われるエネルギーではなく、あくまで掃除、洗濯、買い物など普段の生活で消費するカロリーを指しています。
とにかく日中の活動全般を含む考え方なので、散歩したり、犬と遊んだり、キーボードを打つ際の消費カロリーもふくまれています。
つまりは「もっと日常的に体を動かそう!」という当たり前のことなのですが、そのインパクトは想像以上に大きいようです。