新型コロナで在宅勤務が増えて今後の働き方が変わっていくと考えられています。
「GIVE & TAKE」や「ORIGINALS」などの著書で有名なペンシルバニア大学ウォートン校心理学教授のアダム・グラントが、「The Economist」で「新型コロナ危機後の仕事はどうなるのか?」という論文(ソース)を出しています。
グラント教授が過去の不況や危機に関する研究をベースに「新型コロナと今後の仕事」についてまとめたもので、
- 仕事への満足度
- リーダーシップ
- 人と人の間の信頼
に変化が起きるのではないか?と指摘しています。
以下まとめると、
1. 仕事への満足度の変化
- 複数の研究により、失業率が高ければ高くなるほど、10年後から15年後も仕事への満足度は高止まりする。今後の不況でキャリアを始めた場合は、今後の仕事への満足度も高くなる。
- 新型コロナで不況が加速すると、全体的に感謝の気持ちは高まる。これは仕事の満足度を高めてくれるが、一方でブラック企業による「やりがい搾取」の被害にもあいやすくなる。