自己啓発の世界で人気のあるテーマが「自信」です。
とにかく「自信をつける方法」みたいな本は山ほど存在して、その内容は、「自信があれば何でもできる!」というのが大半です。
ですが、ここ最近14-5年間の研究によれば、自信があっても能力は高くならないし、人生も上手くいかないという論文が多くなってきています。
有名なのは「WILLPOWER 意志力の科学」のロイ・バウマイスターによる2003年論文(ソース)で、自信の有無は能力の高さや成功とはまったく関連がなかったと断定しています。ポイントは、
自信が高くても、別に仕事の能力は高くならなかった。
自信が高い人は、長期的には嫌われやすかった。
自信が高くても、リーダーシップが高いわけではなかった。
という感じです。 続きを読む