難しい問題は取り合えず寝てから考える!

難しい問題にあたったとき、その日色々考えてどうしようもない時は、とりあえず今日は寝て明日考えようというやり方って科学的にどうなの?という話です。

2013年の論文(ソース)では、

一晩寝てから難しい問題に取り組んだグループは、休憩をしなかったグループよりも良い解決策を思いつく確率が高かったという結果があります。

2019年ノースウエスタン大学の実験研究では、(ソース

とりあえず寝てから考えよう!の効果をさらに高める方法が見つかった興味深い内容になっています。

これは61人の学生を対象にした研究で、以下のような実験を行いました。

● 全員に超難しいパズルに取り組んでもらう(なぞなぞや立体パズルなどの問題を解く)
● その際、1つのグループはパズルを解いている間には特定の音楽(クラシック音楽など)を流し、残り半分グループはパズルは無音の状態で解いてもらいました。

パズルを2分以内に解けなかった場合は、いったんあきらめて翌日に回す。 続きを読む