魚に含まれる水銀は気にしなくてもいいよ!

オメガ3が多く含まれる魚は体に良いと言われていますが、

オメガ3(フィッシュオイル)は体にいい、でも摂りすぎに注意

マグロのような大きな魚は水銀を多く含んでいて食べすぎると体内の炎症があがり、心臓病の可能性が高くなるのではという研究結果もあります。(ソース

ですが、2011年のハーバード大学公衆衛生大学院などが行った大規模な調査(ソース)では、

魚で水銀の量が増えても病気のリスクは上がらないのではないか?

という結論になっています。

マグロを毎日食べることはないですが、魚好きには朗報ですね。

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お肉を食べると死亡率は高くなるのか?

肉はいつも悪者扱いされていますが、 「では、お肉を食べると死亡率はあがるのか?」という問題について考えてみたいと思います。

まず参考にしたいのが、ベジタリアンの寿命について調べた1999年のメタ解析(ソース)です。

5つの研究データを精査して、「肉を食べなければ長生きできるのか?」について結論を出しています。

魚は最強, 加工肉は最悪!

このメタ分析によると、ベジタリアンは動脈硬化による死亡率を20%以上ほど改善するのですが、その他の心疾患やガンなどのリスクを下げるわけではなく、全体的に見れば肉を食べるグループにくらべて長生きするわけではないという結果がでています。

ただし、ラクト・オボ・ベジタリアン(卵や乳製品は食べる)やセミ・ベジタリアン(たまに肉を食べる)、ペスクタリアン(魚は食べる)といったサブグループは、やや死亡率が下がる傾向にあります。

また、2012年のデータ(ソース)でも似たような傾向が出ていて、厳格なベジタリアンは死亡率を改善しないものの、ある程度の卵や乳製品をとった場合は9%ほど長生きするそうです。

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