心の知能指数が高い人は年収も高くなる

心の知能指数と言われるEQ(Emotional Intelligence Quotient)が流行ったのは、20年ぐらい前のことで、心理学者のダニエル・ゴールマンが提唱した概念で、自己コントロール能力や他人への共感力の高さをあらわしています。

自分と相手の感情を把握し、状況に応じて自分の感情をコントロールできる能力です。

海外では研究が続いていて、2014年に出た論文(ソース)では「心の知能指数が高い人は年収も高くなる」ってデータがあります。

これはドイツ、ボン大学の研究で、142人の男女を対象にしたものです。

まずは共感力テストで全員のEQを出したうえで、彼らの同僚や上司に「普段はどんな働きをしているか?」のアンケートをとりました。

すると、アンケートで「仕事ができる」と評価された被験者は、同時にEQも高い傾向があり、さらには年収も高かったそうです。

研究者によれば、

” 年収の高さには、さまざまな要素がからんでくる。たとえば、性別、年齢、労働時間、社内での地位など。しかし、これらの要素をとりのぞいたうえでも、他人の感情をつかむ能力と年収の高さには強い相関関係がみられた。”

” 他人の感情をつかむ能力が高い人ほど、組織内での立ちまわりがうまく、仕事での対人関係もよかった。その結果、より多くかせぐことが可能なのだ。”

ということです。

EQが高い人は、行動を見るだけで上司のニーズを判断できるので、自然と社内での評判もよくなっていくということなのですね。

では、EQを高めるにはどうすればよいのか?って話ですが、それに関して力を入れてるのがGoogleで、

EQを高めるために、社内研修としてマインドフルネス瞑想を取り入れています。

↓の本はGoogleが2007年から導入した瞑想プログラムの主催者が、具体的なカリキュラムの内容を書いたものです。軽快な語り口で超読みやすく科学的な考証もされています。

実際、瞑想をすると親切になるってデータもあって(ソース)、瞑想で「物事を起きたとおりに受け取る」機能が高まった結果、他人の心をバイアスなしで把握する能力も改善するらしいです。