歳を取ると脳が縮むのはよく知られた事実だと思います。
だいたい40代ぐらいからゆっくりと脳細胞が小さくなっていく傾向があります。
2009年や2015年の研究では、「実際は脳の劣化ってもっと早い時期から起きるのでは?」(ソース1,ソース2)という見解もいくつか出てていて、
- 中年期の脳の健康状態は、20代〜30代をどう過ごしたかに左右される
- ほとんどの人は、20代半ばぐらいから空間的な視覚の能力と推論力が下がりはじめる
- さらに30代の初めぐらいには、記憶力と推理力が低下しはじめる
- 30代半ばぐらいには情報処理スピードの低下が起きる
という感じです。
もちろん、これらの減少は40代からの悪化スピードと比べるとわずかですが、とりあえず早めに対策することに越したことはないでしょう。
さて、こうなると脳の劣化を食い止めるにはどうすればいいのか?ってのが気になるとこですが、CARDIAという有名なデータセットを使った調査が2つほど出ています(ソース1,ソース2)。