様々な詐欺が世の中に横行していますが、「詐欺にあいやすい人の特徴をは?」という研究(ソース)が出て参考になるかと思います。
これは、過去の詐欺研究から「どんな人がひっかかりやすいのか?」というポイントを抽出してくれたもので、果たして自分が当てはまるかどうかをチェックしながら読み進めてみるといい感じです。
では、詐欺に遭いやす人の特徴を、まとめてみると、
- 年齢については、高齢者ほど詐欺被害が多いというデータもあるが、実際の被害率は中高年層が最も高い。
ただし、年齢については調査によって結果がまちまちであり、これは詐欺師がさまざまなグループをターゲットにしているからだと思われる。
たとえば、ある調査では「女性が懸賞詐欺の被害に遭いやすいのに対し、男性は外国の宝くじ詐欺の被害に遭いやすい」との報告がある。
また別の調査では、「高齢者は投資詐欺の餌食になりやすく、若年者は在宅ワークやビジネスチャンス詐欺の被害が多い」と報告されている。
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個人的な性格の差で言うと、「自制心が低い人」と「リスクを好んで取る人」「一般的な認知能力が低い人」「感情的知能のレベルが低い人」は詐欺にあいやすい。
これらの要因は、いずれも複雑な状況で正しい決定を下す能力に影響を与えるので、驚くべきことではないと言える。
- 詐欺師が使う説得テクニックを見てみると、「信頼/権威」系のテクニックを使うケースが最も多い。
政府(IRSなど)や大企業(Amazon、Walmart、Googleなど)を代表しているように装うようなパターンである。
- もう一つ詐欺師が使う定番のテクニックは「希少性 」で、被害者に「賞品の数が限られている」「当選し賞品を受け取る残り時間が少ない」などと持ちかけるパターンである。
- 「サンクコスト効果」が使われるケースも多い。
たとえば、海外の宝くじ詐欺などで、「当選した賞金をもらうためには、さらなる支払が必要です!」といったパターンである。
- その他の手法としては「利益を誇張する」「被害者が出すコストを低く抑える」「ネガティブな感情に訴える(例えば、罪悪感、欲など)」「ポジティブな感情に訴える(例えば、友情)」などがある。
ってことで、全体的に納得できるような内容になっています。
幸いにも、上のような「詐欺にあいやすい性格」と「定番の詐欺テクニック」を知ることで、実際の被害にあう確率は結構下がるようなので、こういう基本的なとこを押さえておくだけでもだいぶ違うと思います。