はちみつは抗酸化作用がすごい

はちみつは砂糖よりずっと健康的でパンケーキにもシロップではなくはちみつの方がいいのでないかというイメージがあります。

では、はちみつはどんな風に健康的なのでしょうか?

はちみつの栄養価

はちみつは、

カロリーは小さじ一杯で64kcal、
そのうち糖質は17g、
脂肪とタンパク質はゼロ、
食物繊維もほぼゼロ、
ビタミンとミネラルをほんの少し含む(1日の必要量の1%以下)

という感じです(ソース)。

カロリーの大半が糖質(果糖とブドウ糖)なので、栄養的にはほぼない感じでしょうか。

はちみつの抗酸化作用はすごい

はちみつにとってかなり有利な材料なのが、アンチエイジングで重要な「抗酸化物質」の存在です。

ご存じのように抗酸化はアンチエイジングの大事なポイントです。

2002年にイリノイ大学が出したレビュー論文(ソース)によれば、

 ” はちみつの抗酸化性能は、フェノール類、ペプチド、有機酸、酵素といった複数の成分が合わさって成り立っている”

 ということで、とにかくはちみつには抗酸化に効く成分がいろいろ入っているということですね。

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自宅待機中のストレス解消は?

多くの人はコロナウィルスの影響で自宅で仕事をし、外出は食料の買い出しや犬の散歩と限られた生活をしていると思います。

気分転換も限られている中、私たちにできることは、規則正しい生活をできるだけ今までのようにすることだと思います。

ジムでエクササイズしていたのができないのなら、家をジムと化して運動するということです。

私の毎日のルーティンは、
朝起きて、ブログを書く、
9時から5時まで仕事をします。
お昼は概ね12-1時ですが、会議などの影響で、遅くとることもあります。お昼には外にでて犬の散歩をします。
そして5時に仕事を終えたら、ブログ続きをして、
5時半くらいから、エクササイズをします。

これは昨日やったHIITのビデオです。

きつさ加減は普通くらいで、へとへとになるほどではないと思います。

エクササイズは、Youtubeでその日の気分で、HIITか、ヨガ、ズンバをします。
月曜はズンバ、
火曜はヨガ、
水曜はHIIT
木曜はズンバ、
金曜はお休みで、土曜日にHIIT、日曜にHIITかズンバといった感じです。

私にとってエクササイズは日常の一部なので、面倒だなと感じていてもやり始めると終わった後は爽快感しかありません。

家にこもっていると、イライラしたりすることも多いので、ストレス対策としてもやはり運動はおすすめです。

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脳の劣化は20代半ばから始まる!

歳を取ると脳が縮むのはよく知られた事実だと思います。

だいたい40代ぐらいからゆっくりと脳細胞が小さくなっていく傾向があります。

2009年や2015年の研究では、「実際は脳の劣化ってもっと早い時期から起きるのでは?」(ソース1,ソース2)という見解もいくつか出てていて、

  • 中年期の脳の健康状態は、20代〜30代をどう過ごしたかに左右される
  • ほとんどの人は、20代半ばぐらいから空間的な視覚の能力と推論力が下がりはじめる
  • さらに30代の初めぐらいには、記憶力と推理力が低下しはじめる
  • 30代半ばぐらいには情報処理スピードの低下が起きる

という感じです。

もちろん、これらの減少は40代からの悪化スピードと比べるとわずかですが、とりあえず早めに対策することに越したことはないでしょう。

さて、こうなると脳の劣化を食い止めるにはどうすればいいのか?ってのが気になるとこですが、CARDIAという有名なデータセットを使った調査が2つほど出ています(ソース1,ソース2)。

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年を取ってから運動で頭を良くするには?

先日、足を鍛えると頭が良くなる話をしましたが、脳を鍛えるにはやはり運動が一番のようです。

足を鍛えると頭が良くなる!

運動が頭にいいのは間違いないですが、まだ謎なのが脳に効く最低の運動量はどれぐらいなのかということです。

過去には1日10分の軽い運動で脳機能が上がるというデータ(ソース)がありますが、これは30代の方をメインにした話です。では、中年以降の年齢の人はもっと運動しないと脳を鍛えられないのでしょうか?

50才以上人の運動と脳機能の改善

2016年のキャンベラ大学の研究で、かつて行われた「運動と脳」に関する研究から、質が高い36件を選んでまとめたもの(ソース)があります。RCT(ランダム化比較試験)のメタ分析になっていて、かなり信頼性は高めと言えます。

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