エンジニアがスキルをいつも最新にしておくには

エンジニア等ITの仕事をしている人にとってはいつも最新の技術を知っておきたいし、その方が今やっていることが新しいことに置き換わっていくことになってもその流れについていけますよね。

実は私全くついて行ってませんでした。

その昔Windows applications を作るPowerBuilderのプログラミイングで仕事してましたが、.netに置き換わった時の変化にうまくついていけなかった。

そしてたまたまアンティークの仕事に移ってしまったので自分の中ではもやもやっとした感覚です。

最新の技術についていくには、

1.勉強する時間を作る。
2.新しい技術で活躍している人や、かみ砕いて説明できる人、をフォローする。
3.テックコンファレンスなどに参加
4.ネットワーキング
5.オンラインのコースを探す。
6.実際に手を動かしてみる。
7.自分の作った作品をレビューしてもらう。

1.勉強する時間を作る。

毎日数十分でもいいですし、週末にまとめてでもいいですが、本を読む、テックニュースを読む、ネットで新しいテクノロジーを勉強する、そういう時間を意識して作ることです。

通勤時間にaudibleで興味のある分野を選んで聞くなど、色々できそうです。

2.新しい技術で活躍している人や、かみ砕いて説明できる人をフォローする。

やはりインフルエンサーは必要ですね。ブログ、Twitter 、Youtubeでお気に入りの人を見つけてフォローしましょう。

今年、来年あたりのトレンドを予想などしてくれるのでテクノロジー的にはこういった方向にいくのだなと把握できるし、今自分がやっている仕事に関連付けし、自分の興味を引くことをさらに絞ることができます。 続きを読む

YK Sugishita 元Google社員、YouTuberってすごい!

YK Sugishitaさん(YKと呼ばれているのでYKとします)は、
日本に生まれ18歳まで日本育ちです。

その後ボストンの大学に行ってカナダのGoogleに勤め今は止めてプログラミング関係のYouTuber専業をしています。

多分彼のYouTube見たことある人は、えっ、彼は日系3世か何かかなと思うくらい英語が自然で彼が18歳まで日本にいたなんで信じられないと思います。

彼は、
1.1年ほどですが、Googleで仕事していたこと。

2.CS Dojoというエンジニアの為のチャンネルは3年ほどでミリオンのサブスクライバーがいること。

3.英語はアメリカに来る前から独学で勉強していた。

4.Youtube以外にエンジニアの為の面接などのコーチングを行っている。

で、彼は今は辞めてYouTuberの専業です。

YouTubeはCS Dojoと言ってソフトエアエンジニアの面接に関することでしたが、彼のすごいところは、エンジニアになりたい人達は沢山いて、

しかも面接をどう潜り抜けるかということに関してやプログラミングのビデオが少ないということに目をつけて(マーケットギャップ)Googleに入る前に早くに始めたことです。

それだけでなく多くの人がエンジニアの面接にどう対処するかのコーチをしてほしいという要望があってそれに答えたこと、そしてそれが収入にもなったということです。

Googleで働いていたころより収入は少ないようですが、エンジニアになりたい人の手助けをしていることにやりがいを感じ、この仕事をフルタイムでやろうと決めてGoogleを辞めたそうです。

まさに、”Money isn’t everything.”

あと、Googleを辞めた理由として、当時すでにYouTubeで収入があったことと
他にLynda.comでビデオコースをアップしていてそこからも収入を得ていた。

YouTubeがもっと沢山の人に見てもらえるとLynda.comの宣伝になり収入も増えるのではと考えたそうです。

Googleに勤めながらやっても良かったけれど、英語のビデオを作るのは日本人である彼には時間がかかるのでできれば専業にしたいと思ったこと。

そしてビデオ作りがとても楽しかったことです。彼のビデオを見ると分かるのですが、とてもユーモラスで、絵や図を書いたり、コミカルに表現したりこちらも楽しくなります。

他にUdemyにもクラスをアップしていて、YouTube, Lynda.com, Udemy, Facebookと
4本柱で収入を得ているようです。どれかがダメになった場合のリスク回避がうまいですね。

彼のUdemyのコースはエンジニアの面接のコードに関する質問です。ベストセラーで7000人以上も登録しています。
Udemy coding interview questions

彼のYouTubeチャンネルは、興味のあることが一杯で私もまだ全部見られていません。

仕事へのアプローチもそうですが、何か行動をするときの対策や考え方が論理的で前向きでとても勉強になります。

例えば、彼は大学生の時に2回もMicrosoftでインターンしてますが、どうやってインターンの仕事を取ったかとか

そしてGoogleでSoftware engineerとして仕事を得た理由について説明してあるビデオなど興味深いです。驚いたことに彼はCS専攻でなくてStatisticsでした。

プログラミングに関するビデオは、PythonでTwitter botを作る方法とか

アマゾンでのコード面接のこととか、

エンジニアになりたい人、興味のあるひとは是非のチャンネル見てみてください。とても為になるはずです。

アメリカのエンジニア事情その2

前回書いた記事の続きです。

アメリカのエンジニア事情

アメリカで長年働いてきた私から見たエンジニア仕事事情を説明したいと思います。

残業はほとんどない。

やっても精々1時間ほど。その日に終わらせる必要のある仕事、例えばプロダクションの問題で解決しないとビジネスに影響が出るとき。これはマストで解決しないといけません。

問題がアプリケーションならプログラマーだし、インフラ系ならインフラの専門家が対応します。

問題発生が時間外の場合、ヘルプデスクが対応しオンコールの従業員へ必要があれば連絡します。

アメリカのエンジニア事情でも書いたように開発者はコントラクトが多いのでほぼ残業しないです。ただ時間給のコントラクターは多少居残りしてますね。

日系企業で働いた経験上日本人はとくに駐在の方はほぼ毎日5時以降働いていらっしゃいます。必要だからいるのか、上司がいるから帰れないのか(客先で帰りたいけど上司いるから帰れないとおしゃってた方もいました)は分からりません。

必要という場合は大抵日本との打ち合わせのため、東海岸と日本との時差は夏時間で13時間なのでこちらの夜7時は日本の朝8時なので大体7時ぐらいに打ち合わせがあって残っていらっしゃいます。

打ち合わせのやり方ですが、今でも自宅からでなくオフィスからのみ可能という企業もあります。今ならskypeやteamviewerなど色々手段があるのだし、生産性あげるためオンラインで打ち合わせで十分だと思うのですが、時間が7時というのが微妙なのかオフィスから打ち合わせに参加が多いです。

これは日系あるあるです。 続きを読む

アメリカのエンジニア事情

アメリカでInformation Systemsを専攻して卒業後一部アンティークの仕事をした以外は長年IT業界にいます。

日本のネット記事を読むと、”年収が一千万以上は普通”、”専門性が高く大学で専攻するのはCSが必須”、”外注はあまりない、基本的にアメリカは内製が主流”(ソース)と書かれているのを見ますが、こちらのIT事情も様々だと思います。

1.年収は1千万以上は普通
これは都会特にシリコンバレーやニューヨーク界隈では合ってますが、もちろんそうでない人もいます。3の外注に関することですが、外注の仕事は多く契約で仕事するエンジニアは多いです。

私も従業員よりも契約の仕事している期間が長いです。その契約過程で途中にエージェンシーが2つ入ることもあり、そうするとエンジニアの給料は1千万は超えるのは難しいかと思います。

エンジニアと言っても色々な種類があるのでマネージメントや経験が多いと違ってくるかもしれません。

専門性については確かに深く求められますが大学で専攻してなくても専門学校で勉強してこの業界で働いている人ももちろんいます。ただ、従業員として昇進していくのは確かに難しいかもしれません。

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