どうして人は陰謀論にはまってしまうのか?

日本でも陰謀論は多いですが、アメリカで有名なのは、Qアノンで、特に去年の大統領選挙あたりからアメリカ国内はもちろん、日本でも活発でした。

Qアノンはアメリカの陰謀論グループで、「世界は悪魔崇拝や人肉食の組織に牛耳られており、トランプはそれと戦う英雄である!」みたいな考え方です。

だから、大統領選挙の結果がトランプに不利になってくると、陰謀論を信じる人にとっては、不正な選挙が行われたということになってくるのです。

ちなみに、知人もこの陰謀論を信じているようで、身近にそういう人がいることがショックでした。

普通に考えれば「なんだそれは?」という話ですけど、実は日本にも信望者がいるのですごいものです。

本書を書いたソフィア・モスカレンコ博士はペンシルバニア大学で「過激派」の調査をしてる先生で、「どうして人間は陰謀論にはまるのか?」や「極端な考え方を持つ人たちはどうすべき?」というポイントを調査しています。

日本でもワクチン陰謀論などもあるので人ごとではないですね。

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