日本の皆さんからするとニュージャージーってどこ?ですよね。
西はフィラデルフィアのあるペンシルベニア州、東は大西洋に面してたくさんのビーチがあり、北はニューヨーク州で、ニュージャージーの北東はハドソン川をはさんでマンハッタンに隣接してます。
マンハッタンで仕事している人は多く西にあるプリンストンや南のほうからも通勤している人たちも多くいます。
私の住んでるところはニュージャージーの北東でマンハッタンにもニューヨーク州にも近いです。いかに物価が高くて住みにくいか説明します。
1.家賃が高い。
2.車の保険が高い。
3.固定資産税が高い。
4.食べ物が高い。
5.公共交通機関も高い。
1.家賃が高い。
家、コンドミニアム(日本で言うマンション)の値段はマンハッタンの通勤に便利なところはもちろん高いですが、高級住宅地と言われるところは全米のハウジングランキングのベスト10に入る場所(Short Hills)もあります。
ワンルームのアパートのニュージャージー州の中央値(Median)は2019年のアパートリストによると、$1084 (約117000円)です。 全米の平均より$257高いです。
1ベッドルームで$1242です。 www.rentjungle.comによれば私の家のあるボロー(町)は1ベッドルームで$2459となっています。NJ平均の2倍ですね。
2.車の保険が高い。
アメリカの車の保険は大体高いです。
年齢や事故歴、違反歴にもよります。NJは色々なサイトを見ましたが、高いランキングのトップ20には入っているようです。
下の図は6つのメジャーな保険会社のランキングで40歳男性で毎日通勤に使うフルカバーの保険の金額です。
NJは$1,905で、通勤に使うのでやや高めに出てるはずです。
ちなみに私は最近違反歴もなく、年に$1,200ぐらい払っています。車がないと生活しにくいので(持ってない方もいます)ほぼ必需品な車にかかる経費はハンパないです。
3.固定資産税が高い。
NeighborhoodScout.comによればニュージャージーの家の値段の中央値は$360,084です。
家のある町の平均は www.zillow.comによれば$487,200でした。
固定資産税の平均はnj.comによると$8767です。
↓は固定資産税の高いNJの町のトップ10です。1位は3万ドル超えていてびっくりですよね。
全米のランキングでは堂々の1位です。↓は固定資産税のレートが低いのが1になってます。家の中央値の値段は2017年です。
4.食べ物が高い。
レストランでの食事は高くなります。
おしゃれでもなんでもなくても一人40-50ドルはすぐかかりますね。↓numbeo.com東京との比較は、私の住むバーゲンカウンティと東京の食費やレントの比較をしたものです。
スーパーでの食費はこちらが安いようですが、モノによってはこちらが高く感じることもあります。
消費者価格はバーゲンカウンティが東京より7.94%安く、レントを含むと8.74%高くなり、レントだけだと、50.99%!も高くなります。
レストランのコストは42.92%高くスーパーの価格は2.7%安いです。東京のように都会でないのにレストランとレントが異常に高いですね。
5.公共交通機関も高い。
NYまでは住んでる場所によってゾーン分けされているのですが、バスで空いてると20-30分ほどのゾーン2で往復$7.00です。定期で買うと$107。
車やバスで10分から15分行ったところからフェリーが出ていますが、フェリー代は往復$18で、定期になると$272にもなります。
ちなみに家のすぐ近所(車移動必要)から出てるフェリーは往復で$22.50、定期になると$345.25にもなります。
ここからやや南のHobokenやJersey CityからはPath トレインという電車でマンハッタンへ行けます。往復で$5.50です。
電車はプリンストン等からもありますが値段は結構するはずです。
New Jerseyではないですが、メトロノースというNYのグランドセントラル駅からNY北やコネチカットへ電車が出てますが、往復$13からゾーンによってさらに高くなります。
まとめ
ニュージャージーはレントが高い、固定資産税(全米1)高い、車の保険高い、レストランでの食事も高く、公共の交通機関も結構な値段がします。
これだけ聞くと住みにくい州ですよね。
ちなみにいいとこは、服と靴に消費税がつかないこと、ガソリンの値段が、近隣の州より安いことです。